ここから10回のシリーズで、純ジャパ母の独断と経験をもとに、インターナショナルスクールの学校選びについて記事にしていきたいと思いますまずは第1回目。
我が家が純ジャパっ子たちのインター入学を決めた理由、きっかけは夫の中国の転勤話が出た時に、中受ソルジャー(注)であった純ジャパ息子・娘の、
(注:主に私立中学を目指す中学受験生。都市部に多く生息する。家庭内において生じると、親子ともども精神的・肉体的に極度に疲弊するとともに、金銭的負担も大きい)
「海外の学校に行ってみたい」というものでした。私たち家族が帯同を選んだ大きなきっかけでもあります。
ただ、子どもの意向は最大の要因であるにしろ、駐在した先に日本人学校があるにも関わらず、実際にインターナショナルスクールに通わせるかどうかはいくつかの親ファクターが存在すると思います
以下は、純ジャパ母調べの、中国某都市(日本人学校あり)での日本人駐在員家族の主なインター入学理由です
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会社から学費補助が出るから(機会損失の回避)
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子どもに国際交流させたいから
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もともと子どもが日本の学校教育になじめないから
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帰国子女枠等で国内受験を有利に進めたいから
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子どもに海外進学をさせたいから
大体、この中のどれかに当てはまるかと思います。我が家もしかり。そして複数にわたることが多いです。また、
- 駐在およびインター歴長めのご家庭
- 日本でも英語教育に注力してきたご家庭
- 小学校高学年、中学生以上のご家庭
というのは、4.帰国子女枠か5.海外進学について、明確に目的をもって通われていることが多い印象です。
というわけで、インターナショナルスクールに通ってみようとはなったものの、
赴任前当時は純ジャパ社畜母らしく深夜残当たり前の業務量を抱えており
また、同時に自分のMBA受験勉強を開始したのもあり、子どもの学校選びに、ゆっくり時間をかけて検討する余裕がありませんでした
そして、なにより中国の特性として、インターネット規制もあるため、海外から情報を取りに行くことが容易にできず
結局、夫の同僚ネットワークで聞いてきた数校に絞る中、子供たちが公立小学校&中受ソルジャーとしてこれまで必死で積み上げてきた日本語教育を手放す決断ができず
無難に、母国語クラスのあるIB系インターナショナルスクールを選んだというのが始まりです。
とはいえ、これだけ気軽にインターに入れたので、いつ日本人学校に戻りたいと言われてもいいように引っ越し荷物にランドセルは入れてきました
(学校選び②につづく…)