遠隔施術での対応させて頂いたクライアントさんから、
てんかんとヘルニアで大変だった犬ちゃんの体験談を頂きました。

もちろん施術は私が行なっているのですが、
毎回体験談を頂くたびに、こんな不思議な事もあるんだなぁと
まるで自分で行なった事ではないかのような感想を持ちます。(笑

とにもかくにも喜んで頂けるのは何よりもうれしいです。♪


■体験談
その時は突然訪れました。
我が家の愛犬シオが聞いた事のない悲鳴をあげ、よろけて倒れたのです。
私は何が起こったか理解できず
夜も遅かったので開いている動物病院に駆け込みました。
幸い症状はすぐに治まり、もともと悪かった股関節が痛んだんでしょう
との事でした。
その症状は翌日も起こり、今度は夜中と言うこともあり高速を走って救急病院まで連れていきました。

色んな検査をしましたが原因が特定できません。
翌日かかりつけの病院で診てもらうと大学病院を紹介されました。
日に日にシオの体調は悪くなり
予約日に大学病院に行った日には自力で立つもがやっとの状態でした。
シオがたおれてこの日まで約1週間・・・
あっという間の出来事でした。

大学病院でもMRI等の検査の結果は頸椎の椎間板ヘルニアと
原因が特定できない『てんかん症状』との事でした。

『ヘルニア』が原因で『てんかん』が起こっているのか?
『てんかん』が原因で以前から悪かった(飼い主は全く気付いていませんでした・・反省)『ヘルニア』が急性転換したのか?

答えは出ません。

大学病院の検査の翌日・・ご飯を食べさせようとシオを起こすと・・・
シオは目を開ける事も出来ずただただ小刻みに震えてじっとうずくまっていました。

あわててかかりつけの病院に連れて行くと・・・
シオの心拍数は平均の半分以下に落ち込み・・・
不整脈で心臓が何度も止まります。
『何かあったらすぐに連絡をするので携帯電話を常時持っておいて下さい』
獣医さんの言葉にシオはダメなのか!?
ものすごい不安がおそって来ました。

その日、色んな偶然(必然)が重なり存在を知っていた『甘田先生』に問い合わせのメールをしました。
心に余裕が無く簡単な状況しかメールしなかったのですが
迅速に先生から『お力になれると思います。詳しいお話を聞きたいのでお電話ください。』という力強い返信メールを頂きました。
シオはこの日なんとか持ちこたえ帰宅しました。
改めて甘田先生に電話し詳細をお話しました。

甘田先生とお話ししていると不安に押しつぶされそうな毎日を送っていた私に久々明るい光が見えたように感じました。
シオのヘルニアは日に日に悪化し、
急遽手術が決定しました。
が・・・頻繁に起こる『てんかん』で体力は無くなりかなり弱っていたので
この状態での手術に私はかなり強い不安を覚えました。
しかし・・・
ヘルニアが原因で自力で立つことも困難になってきています。
考える猶予はありません。
大学病院では水曜日が手術日とのこと・・
来院日が木曜日だったため
来週の水曜日に(ここから不思議な流れに変わります)
って事だったのですが、担当の先生がめったにない事らしいのですがこ来週の水曜日だけ出張で居ないということで
2週間後の水曜日に手術が決まりました。

自力で立てないシオを見ているのが辛く
『早く手術をして欲しい!』という気持ちと
『術後無事に帰宅できるのか?』という不安が入り混じり眠れない日々を送っていました。

そこで!!!!
甘田先生に電話し、術前から体力を上げるために毎日遠隔をお願いすることにしたのです!
手術日から3日は朝、昼、晩の1日3回の遠隔もお願いしました。
先生はそこまでしなくても(汗
という感じでしたが
私が押し切りました(笑

それから手術までの毎日1日回の遠隔は続きました。
ひどいてんかんが起こった後、シオはとうとう四肢麻痺で立てなくなりました。
何が起こっているのか分からないシオはパニック状態で興奮し、またその興奮が引き金でてんかんを起こす。
私は慌てて甘田先生に状況をメールしました。
先生は・・・『MRIの画像か頚椎を描いた絵でも良いので送信してください』と言われました。
運良く、救急病院に連れて行ったときに頂いたレントゲンの画像がありました(とてもラッキーだったと思います)
先生にヘルニアがある部位を伝えると(レントゲンにははっきり写りこまないので)
直接悪いところにアプローチするとの事・・・
私は何が何だか良く分かりませんでしたが・・
結果・・・
3時間ほどするとヨロヨロとシオは自力で立ち自力でオシッコをトイレでしていました。

もうこれには『驚き!!!!!!』しかありません。

これを境にシオは少しずつ、少しずつ、快方に向かって行くのでした。
手術当日まだヨロヨロでしたがシオは大学病院の診察室に初めてじぶんの足で歩いて入っていきました。
担当の獣医さんにごあいさつで飛びついてもいます。
獣医さんは『顔つきがいいね!力も出てきている!どうしますか?』と開口一番に言われました。
『はっ?』
私は言われている意味が分かりません。

色んな症例を分かりやすく説明していただき、
自力でここまで歩けて痛がっていない子にメスを入れる事を進めない
と言うような事お話され
手術は見送り~になりました。

信じられない気持ちのまま
私はすぐに甘田先生に連絡し、お礼を言い
引き続きシオの毎日の遠隔をお願いしたのです。

シオは日に日に麻痺もとれていき痛がることもなく
転びながらも欽ちゃん走りチック(笑)に走るようにもなっていきました。

『てんかん』は予告無くおそってくるので
その都度先生に追加で施術をお願いし、早め早めの対処をして頂きました。
そうしているうちに『てんかん』が起こっても発作後の立ち直りが早くなり、
発作自体も軽くなっていきました。

くじけそうになった時もありますが
シオは確実に『元気』を取り戻し
今ではヘルニアで痛がることは全く無く普通に歩き、普通に走ります!

てんかんの発作もほとんど起こさなくなりました。

先生との出会いが6月のはじめで今は10月の半ば・・・
この4ヶ月半でシオは元の生活に戻っています。
お薬も飲んでいません。

5月の中旬に倒れ日に日に弱り『覚悟』をしたときもあります。
そんな時不思議な『縁』で甘田先生の存在を知り
お願いしたら
手術日が伸び
結果・・シオは寂しい入院生活と痛い思いと辛いリハビリの日々を経験せずに済みました。

まだ『不安』はあるので
これからも『シオを』中心に『甘田先生』『かかりつけの獣医さん』『わたし』でタッグを組み
『チームシオ』としてシオンの身体から不安が無くなるまで頑張って行きたいと思います!!!

甘田先生よろしくお願いしまぁ~す(^.^)/~~

福岡県在住
しおめいさん
女性



当院のホームページにも掲載させて頂きました。
このように事例も沢山掲載してますので、皆さんの参考になれば幸いです。
■「ペットと飼い主さんの為の療法院」
http://crosfield.info/