角屋食堂 @ 福岡・筑前前原(JR九州筑肥線) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

角屋食堂 @ 福岡・筑前前原(JR九州筑肥線)

過日述懐,激渋食堂.

 

福岡に行った時のおハナシですけん.

 

 

《 角屋食堂 》

 

 

筑前前原(ちくぜんまえばる)と読むです.

 

博多から地下鉄空港線・JR筑肥線で約40分です.

 

 

少々遠方ではありますがご安心です.

 

道の遠きを厭わずば必ずや労苦が報われるのです.

 

 

いわゆる「 終わった感じ 」の駅前商店街を抜けますてーと.

 

うっふふ,それはそれは絶世の風流食堂がお出迎えというわけです.

 

 

ビクター犬の置物が整然とお出迎えです.

 

今時,このデコレーションはレアに属するものです.

 

 

レアといえばこちらも.

 

もう1つの入り口横に設置のサンプルケース.

 

飾られたソフトクリームが私の琴線に触れまくりです.

 

 

きゃあ,きゃあ〜っ,素晴らすぃ!

 

素晴らし良すぎてオティッコをティビリそうです.

 

昭和食堂を具現化するとこうなる,まさにそんな感じ.

 

 

昔は食券売り場だったのでしょうか.

 

お勘定場っての実に痺れるじゃありませんか.

 

中では今川焼きも実演販売しています,いいねえ.

 

 

古い柱時計,喫茶・洋食 お2階へどうぞ.

 

きょあ〜っ,もう何も申し述べることがございません.

 

 

さすがキャパは大きいです.

 

使いやすそなサイズの小上がり座敷も完備だよ.

 

ご家族連れでのお食事やちょっとした集まりにもどうぞ.

 

 

メニュウが豊富です.

 

和・洋・中から麺類まで網羅されてます.

 

もう,どれを注文するか狂喜悶絶してしまいます.

 

 

まずは麦酒を喫しまして.

 

迅る気持ちの鎮静を図りましょう.

 

 

 

店内にハンバーグランチのサンプルがあった.

 

おうりゃ,アーモンド型ご飯も見事なワンプレート.

 

他にもいろんなランチのバージョンがある,いいぞいいぞ.

 

 

角屋定食ってのがありますね.

 

ってーことはアレですね,角屋ランチ.

 

この充実のおかずがワンプレートになるんだね.

 

 

ですが私はこれです,うっふふふ.

 

断じてこれと決めていたのです,ポークチャップ

 

このお店の創業大正10年から続く伝統メニュウです.

 

 

 

湯気のじゅうじゅうと立ち昇り.

 

溶けたバターには大正ロマンが香る.

 

秘伝のドミグラスがこっくりと焦げて風味なお一層.

 

 

付け合わせはナポリタンね.

 

単品でも注文したいと思ってたからラッキーね.

 

 

こうなりますればよ,なりますればよ,ぐほほい〜.

 

清酒を併進させていただかねばならねえでっしょうが.

 

 

「 ひやでよかね 」と若女将さんが注いでくれた.

 

小鉢の自家製大根漬けはサーヴィスですよ,嬉しい〜.

 

 

こういう飲食境涯にはね.

 

課長島耕作なんかの単行本が似合うよね.

 

この第8巻はエッチな場面が多いのよ,うひひ.

 

 

さて,角屋ランチにも惹かれますが.

 

私を魅了してやまないアレがあるんですね.

 

 

林ライスです,わっはっきゃ.

 

ハヤシではなく林と表記するところがかっこいい.

 

 

これは出色,作り置きのルーではないんです.

 

注文受けてから野菜を炒めてドミグラスで作る式です.

 

 

いいんだよね,ケチャップ味が主張する式.

 

私はこういうドメスティックな林が大好きです,美味ちい〜.

 

 

道の遠きを厭わずに.

 

足を運べばそこにある昭和洋食堂.

 

 

こういう素敵なお店にはアレです.

 

末長く続いて欲しい,心からそう思います.

 

 

角に建ってるから角屋食堂,うふ,ふふふ.

 

大変に解りやすくてよろしいね,いかがでしょうか.