六文そば @ 中延(東急大井町線) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

六文そば @ 中延(東急大井町線)

例によりましてあれです.



私をして今日も外道行為に邁進させざるを得ない.

私をして外道飲料()の作成を忖度させざるを得ない.



なんとなればこれです,うひょほい.

このゲソ天を目迎えて酒欲を禁じ得ないのです.



残念ながらここではお酒の供応はありません.

であるので,外道と知りつつも脱法飲料を携行するです.

コップはお店のを借用していかにも飲料水の態を遵守します.

断じてお店や周囲に迷惑を及ぼさないことが外道の良心,何のこっちゃ.



こちらでは定番の.

粗挽き唐辛子を種もろとも大量に散布する.

強めの鰹出汁に寄り添って鼻腔をいっそうに刺激する.



そばを啜って一杯,ゲソ天を齧って二杯.

ここのゲソ天そばで呑む酒ほど美味しいものはない.

外道もまんざらではないな,そう思える瞬間です,むはは.



このね,この,少し時間が経って.

麺が少し延びてゲソ天も出汁に馴染みきって.

コロモが溶け出したつゆは風味の質量が一段と増加する.

この美味しさの臨界点を求めてここに来ると言っても過言じゃない.



《 六文そば 》



黄色い看板といい.

強めに立った鰹出汁といい,逸品のゲソ天といい.

おそらくは日暮里銘店()の系譜だと思うのですが,いかが.