龍華 ＠ 中延（東急大井町線）

街中華の中華式カレー（★）．



それに対して私は従来より．

並々ならぬ思い入れを持つ男です．



《 龍華 》



でありますので．

月に1回と言わず，2回と言わず．

頻繁に巷の街中華を訪れることになるのです．



カレー専門店のカレーを否定するのではない．

中華屋のカレー，蕎麦屋のカレーなどに共通するですね．

主役にはなりきれない諦観の味覚に魅かれて止まないのです．



でもね，うふふ．

やはりその前にはですね．





こういうので，うしし．

2，3本呑っちゃうのも中華式のアペタイザー．





街中華で餃子，そして清酒．

およそ私の至福を具現化するのに存分な情景．

全力のスピードでは投げないような緩い時間が好き．



さて中華式カレー．

肉野菜を中華鍋でガコンガコンして作る式．

お馴染みの出汁スープでルーをのばして作る式．



卓上にソースの用意があればですよ．

それを存分にかけまわすのもお好みですが．

ない場合は前回のようにGABANなどを代用するのもいいでしょう（★）．



ですが，ちっと待っちくだせえや．

あくまでもカレーが中華式というならばよ．

調味料も中華式にご登壇願うのが本筋ではねえの．



と，凡庸な男はひらめくのです．

七味は中華調味料ではありませんが．

ラー油との相互作用を期待して用いるのです．



さらに今回はですよ，うひょほい．

人生で初のカレーに酢という試行である．

なんとなれば酢は中華にとって必須汎用な調味料だからです．



まさか，と懸念される声もあろうが．

ですが，ですが，これがあーた，うわっはは．

目からウロコの絶佳風味が醸し出されるんですよい．



まろやかになるというか．

味に深みが加わると申しますか．

酢に特有の刺激臭は微塵も感じられないのが不思議．



この日，私は静かに確信した．

中華式カレーを賞玩する男として，うはは．

新たなる境地を見出したと確信したのである．



でもまあアレです．

味覚の検討が禁忌な男です．

ご試用は慎重にお願いします，ぶっはは．


＊＊＊ここのカレー炒飯も佳品なのだ～（★）＊＊＊