三友軒 ＠ 三軒茶屋（東急田園都市線）

一時期はそれこそ週に３日は来てたんだ．

この怪しくて素敵な路地にね，むっふっふ．



かれこれ15年以上前になりますかねえ．

お断り申し上げておきますが，アレですよ．

酒食が目的ではありませんよ．

エロチック産業目的ではくれぐれもありません，うっはは．



例によってその詳細はここでは書かないのだ．

今よりすべての事が若かった．

未来に未知なる憧憬を託していた．

今日はその懐かしい路地で呑ろう，そう思った．



《 三友軒 》



うむ，いいね，当時の熱き色彩感がよみがえる．

と，いってもアブナいクスリしてたわけではありませんぜ．

街が極彩色に輝いていた，うふふ，そんな感じだったんだ．



城南地区ではおなじみ街中華の三友軒（★★★）．

登録商標なのにまったく別々の三友軒．

メニュウも違う，お互いの共通点は皆無な三友軒．

これは永遠にナゾです，うっははは．



若い頃はアッチッチでかりかりに焼いた焼き餃子．

今はふにゃふにゃモッチリの蒸した焼売，なるほどね．

これを加齢による嗜好の変化とする意見はもっともです．

どちらも美味いんですがね，むふふふ．





ここのラーメンも懐かしい．

少し太麺の食感が昔のまま，いいねえ．

普段，具がどうのこうのこだわっているけど，ここでは言わない．

これ食ってコップ酒あおってますとね，むっふっふ．

少しだけ気持ちが昔に戻った気がする．



そうだ，そうだ．

このビルの2階と５階に通ってたんだ．

まだあるのね，ちょっと寄ってみるか．



おうりゃ，無くなっちゃってるよ．

５階はタイ衆居酒屋だって，わっはっは．

２階もなんかエステみたいなテナントに変わっちゃったな．



こうやってまたひとつ，齢をとったのは明確になった．

ぶわっはっは～！

もう二度と街が極彩色に輝くことはない．