ラーメンショップ ジャンボ @ 学芸大学(東急東横線) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

ラーメンショップ ジャンボ @ 学芸大学(東急東横線)

※おことわりです,現在このお店は廃業されてます.

アタシにとりましてはね,アレです.

ラーメン屋さんでの,もっとも好ましい過ごし方はですね.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

夕闇のせまる外の往来を眺めながらね.

メンマを肴に,ゆるりと瓶徳利の清酒をなめる,むひひ.

陽が長くなる季節には,ジツにこういう愉しみがありますなあ.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

《 ラーメンショップ ジャンボ 》

お店の壁面を,盛大に蔦が覆っているでないの.

この威容はですね,界隈でも群を抜いておるぞい,うはは.

ジャンボってネーミングにも,昭和っぽい風韻がある.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

1970年初頭ですよね,ジャンボって単語が多用されるのは.

ジャンボ尾崎,ジャンボ鶴田,ジャンボ・ボウル,ジャンボ・ゴルフガーデン...

当時は何にでも,このジャンボを付けてたと記憶してます.

「大きいことはいいことだぁ!」と,故山本直純先生も絶叫されてましたっけ.

高度成長を象徴する昭和なワード,ともいえますな.

ここのメニュウにも,安直に多用されておるねえ.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

これはジャンボギョーザと命名されておる.

それほど大きくもありませんが,タネがみっしり詰まっておる.

好みのタイプ,といえるワケです.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

焼きもしっかり入っておる,むはは.

こういうのは,酒のアテにもご飯のおかずにも大変よろしいのよ.

アタシはもっぱら酒ですがね,うしし.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

ハイサワーのビラが三枚も貼られてます.

製造元博水社がすぐ近く,という地の利もあるんでしょうかね.

地元飲料に並々ならぬ贔屓をみるのが微笑ましい.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

であるので,是非とも併進となるわけです.

ギョーザ頬張ってサワーをあおる,うほほ.

メンマ齧って盃の清酒を干す,うほほほ.

これを越えうる悦楽があるや,否や,ぶほほほ.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

答えはノーです,うわはは.

表の目黒通りにはバスが停留する.

「ぷしゅー」という音がしてドアが開く,そして閉じる.

街はさらに濃い夕景である,これでいいのだ,むはは.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

ここでふと,気になるメニュウを発見でやんす.

メニュウの字面からは,曖昧なイメージを描きます.

曖昧なものは曖昧なままにしておくのが良い,場合もあります.

ですがここでは,そうは問屋が卸さないのである.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

それはコレです,味付き野菜,うひひ.

お店の大将は「味野菜」って言ってたけど,そっちの方が風流だね.

野菜をラーメン釜でチョイと茹でて,十分に水切りした後にね.

胡椒,化調,出汁,胡麻油...等々でチカラ技に調味した一品.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

まさに見たまんまの味・食感ですがいいんです.

安直であって,いとも簡単明解な風味がいいんです.

刻んだ叉焼も混入するので,食べ応えも満点なのです.

豆板醤なんか添えると,清酒とサワーは追加必至なのです.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

ラーメンショップですからね,ラーメンもいただくのだぜ.

その際もね,この味付き野菜がトッピングとして重宝されるワケだんね.

ジャンボラーメンもいきたいですが...うぷぷ,お腹も一杯だんね,ぶはは.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”


アタシゃあね,やっぱり...う~む.

ラーメン屋さんはこうでなくっちゃ!と,常々思うわけです.