信濃路 平和島店 ＠ 平和島（京浜急行線）

いやあ，弱い！



実にヨワいのよ！こういう文言にはね．

こりゃ素通りは出来んぞなもし，ぶはは．



《 信濃路 平和島店 》



ご存知，天下御免のお食事処信濃路様でやんす．

蒲田（★），大森（★），平和島（★），あと鴬谷にもありますな．

入口直近には立ち食いそばのカウンターね，うふふ．

４店舗共通の伝統造作というワケです．



奥にはね，堅牢で安直な昼呑み推奨ゾーンが完備するのだ．

もちろんアタシの場合，無条件で奥をめざすのである．

長年の慣習であるので，概して常規を外れていないのである．



立食いそばと安直酒場のシンクロニシティー，むふふ．

安直の二乗を価値のあるものにしたことに意義がある．

創業者の卓越したセンスには，深く感銘して余りあるのだ．



ホッピーは問答無用に氷入りでやんす．

細かな事にこだわらないのが大衆の粋というワケです．



膨大な品書き眺め呑るのはね，呑んべの粋というワケです．

黄ばんだプラ板のお品書きも，全店共通風情でいいねえ．



一品目のポテサラが到着する頃にはですね．

同時にナカ（焼酎）もお代わりというワケさ，ぶはは．



おおっ！カレーのラインナップが増えとるではないの．

メンチカツカレーに目玉焼きトッピングを所望する．

店員さんの間で「どこに目玉を載せるか」の論争が起こる．

つまり，カレーの上か，下かという検討でやんす．

こういう和気藹々としたところも妙味でありんす．



きましたよ，きましたねえ．

結局「目玉は上」で穏当に決着したようです，むはは．

無理くり載っけのためか，若干目玉の据わりが不良である．

黄身同士が「むぎゅっ」とした感じでエロいのである，むひひ．



メンチカレーには味噌汁が付くのですが，辞退します．

代わりと言っちゃなんですが，熱い酒（の）をお願いしますばい．



ダブル目玉は存外に巨大で，全体を被覆する威容である．

こうやって掘削作業を開始するのが常法である．

黄身がしなだれかかるのが，またエロいねえ，むふふふ．



やがてルーに埋もれたメンチが発掘されます．

もちろん，ウスターソースをたっぷりお見舞いしちゃうぜ，がはは．

このメンチがまた燗酒に合うんだよねえ．



おお，こういうのも出土するのだ，いいねえ．

メンチカレーにはサラダも付くのね，優秀優秀．

キャベツとカレーって熟年夫婦の如き関係である，そう思う．



信濃路４店舗の中でも，大衆色濃厚なココが好きです．

夕方になると，突然怒濤の混雑を見るのも愉しい．