《コロナと共生 409》
2024年6月19日
午前9時半に25度!
10時半に27度!
午後1時に29度!
上野鈴本演芸場では、「落語協会百周年記念」とかで、外に大勢並んでおられやした!
『其の時代文化知らねばわからない落語に歌舞伎黄表紙すらも 滉坊』
当時庶民が読んだ初期の漫画ですらアッシ等には読めやせん!
『新三人吉三』
《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》
万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?
「雲」の続きでやす!
反歌
『つのさはふ磐余の山に白たへにかかれる雲は大君にかも 詠み人知らず』
訓(よ)みは
「つのさはふいはれのやまにしろたへにかかれるくもはおおきみにかも」
意訳は
何度も書きやすが、
「つのさはふ 角さはふ」は「石 石見 磐余」等「岩」に掛かる枕詞でやす!
「大君」は天武天皇か持統天皇か文武天皇でやしょうか?
「角さわる石村の山に白布のようにかかってる雲は、我が大君であられようか?」
続いて長歌でやす!
『磯城島の大和の国にいかさまに思ほしめせかつれもなき城上の宮に大殿を仕へ奉りて・・・』
「磯城島 しきしま 敷島 式島」の地は紀元前から68年という長い間、崇神天皇(すじんてんのう120歳)の磯城瑞垣宮(シキミズガキノミヤ)が御座いやした!
この御代に神皇分離が行われ、天照大神を檜原神社に祀りやした!
敷島(しきしま)の大倭(やまと)と続くのは、敷島の地が大倭郷に属している処から、石上布留(いそのかみふる)というのと同じ枕詞となりやす!
島とは水中の地ではなく、宮廷領の一区域を指していう語で「しきしま」は後には、大和-日本の国を指し示す言葉になりやした!
万葉集に「磯城島の大和国(しきしまのやまとのくに)は言霊(ことだま)の助(たす)くる国ぞ真幸(まさき)くありこそ 柿本朝臣人麻呂歌集」という歌が御座いやす!
歌意は、「大和の国は言葉に霊力がひそんでいる国だ。私が今、こうして祈っているのだから、効き目がないわけがない。無事帰っていらっしゃるに違いない」と海路の無事を祈った歌で御座いやす!
次に「敷島の大和国の明けらけき名に負ふ伴の緒(とものを)心努(こころつと)めよ」という大伴家持の歌も御座いやす!
意味は
「磯城島の大和の国において、隠れなき名に背かざる一族よ!心励むが良い!」
何とも上から目線でやす!