《コロナと共生 400》


2024年6月10


午前10時半に21度!

午後2時半に24度!


歩道の街路樹の下にワルナスビが咲き始めた!


『ワルナスビ ソドムのリンゴ 五芒星(ゴボウセイ) 悪魔のトマト アダ名は〔悪戯〕』


悪茄子の星形の花が可愛くて綺麗でやすが、ジャガイモと親戚なのでソラニンと言う毒がありやす!



『新三人吉三』


《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》


万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?


「雲」の続きでやす!


長歌でやす!



『うちはへて思ひし小野は遠からぬその里人(さとびと)の標結(しめゆ)ふと聞きてし日より立てらくのたづきも知らず居(を)らくの奥(おく)かも知らずにきびにし我が家(いへ)すらを草枕(くさまくら)旅寝(たびね)のごとく思ふ空苦しきものを嘆く空過(す)ぐし得ぬものを天雲(あまくも)のゆくらゆくらに葦垣(あしかき)の思ひ乱れて乱れ麻(を)の麻笥(をけ)をなみと我が恋ふる千恵(ちへ)の一重(ひとへ)も人知れずもとなや恋ひむ息の緒(を)にして 詠み人知らず』



かなり難しいので、古語の意味を少し調べやした!



先ずは「うちはへて」は、「打ち延へ うちはへ ずっと長い間」でやす!


「標結ふ しめゆふ」は「縄張りを示し、草などを結んだ目印」「マーキング」のことでやす!


「立てらくのたづき」とは、「相手の男に対抗する手段」とでも申しやしょうか?


「居らくの奥」は、「座ってよく思案する様子 深謀遠慮する」でやしょうか?



「遠からぬ」は「遠くはないから程近い」でやしょうか?


「にきぶ 和ぶ」此れはなかなか難しいでやす!


「和む なごむ」とはなかなか読めやせんやね!


「草枕 くさまくら」は有名な言葉で、「旅」を導く枕詞でやす!



「ゆくらゆくら」は「ゆらゆら」でやしょうか?



「葦垣」は、頑丈な垣根じゃなく、軽くて透けてて直ぐ揺れるのでやしょうか?



次の言葉の読み方が危険でやす!


一歩間違えると「思う空 嘆く空」が、「空嘆き」とまったく正反対の「嘘泣き」の意味になりやす!


次の言葉も知らなければ読むことすら難しい!


御盆に焚く「苧殻 をがら 麻の芯 清浄な物」を読めやすか?


御存知でしたら「麻 を」「績み麻 うみを 麻糸を紡いだ物」が読めやすよね?


そして其の入れ物が「麻小笥 をごけ」と呼ぶことも御存知でやしょう!



「もとな」とは「わけもなく むやみに」の意味でやす!


「息の緒 いきのを」長く続く意味から「命懸けで 命の綱として」の意味となりやす!



意訳は次回に!