《コロナと共生 388》


2024年5月29


午前8時に21度!

11時半に24度!

午後12時半に25度!



『擬宝珠〔ギボウシ〕がハルシオンとか 春紫苑はハルジョンとか あぁややこしい 滉坊』



花としては擬宝珠の方が好きでやす!



『新三人吉三』


《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》


万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?


「雲」の続きでやす!


『雲だにもしるくし立たば慰めて見つつも居らむ直に逢ふまでに 柿本朝臣人麻呂』


訓(よ)みは


「くもだにもしるくしたたばなぐさめてみつつもをらむただにあふまでに」



意訳は


「雲だけでもはっきり見えるように立ってくれたら、それを眺めて慰めておりやしょう!直にお逢ひするまでは!」



「しるくし」とは「著し はっきり見えるさま」でやす!


郷ひろみの「よろしく哀愁」の歌詞を思い出しやした!


確か安井かずみの歌詞に作曲は筒美京平だったと思いやす!

吉田拓郎も歌っておりやす!

「逢えない時間が愛育てるのさ!目を閉じれば君が居る!」


と言う歌詞でやす!


「じかに逢える日を心持ちにして」

自分を慰めながら貴方の住む方を眺めて慰めておりやす!


でやしょうか?



『春柳葛城山に立つ雲の立ちても居ても妹をしぞ思ふ 柿本朝臣人麻呂』



訓みは


「はるやなぎかづらきやまにたつくものたちてもゐてもいもをしぞおもふ」



意訳は


「春柳を鬘(かずら)とも呼びやす!その葛城山に立つ雲のように、居ても立ってもあの娘のことばかり考えてる!」



「葛城山」は大和と河内の国境の連山でやす!


まぁ「春柳の鬘」以外は、柿本人麻呂さんにしては駄作でやすよね?!