《コロナと共生 386》
2024年5月27日
午前10時に22度!
11時に23度!
四ッ谷の駅で急病人で発車遅れ!
『津田沼は雨で出迎え風強し地下のべイシアさぁお買い物 滉坊』
帰りには雨はあがり風も収まっておりやしたが、津田沼駅で、乗務員急病の為またもや発車遅れ!
珍しい!どういう事?
『新三人吉三』
《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》
万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?
「雲」の続きでやす!
『はなはだも降らぬ雪ゆゑこちたくも天つみ空は雲らひにつつ 詠み人知らず』
「はなはだも」は「甚だも」で、「ひどい 度を越えている」でやすが、「降らぬ」と続いて、「たいして降らない」雪でやす!
「こちたくも」が中々の言葉でやす!
「こちいたし 言痛し 事痛し」でやしょうか?
「くどい うるさい」の意味のようでやす!
「天つみ空は」「てんつみそら」じゃなく「あまつみそら」でやす!
「雲らひに」は「雲と雷」かと思いやしたが、「雲居 くもらひ 大空 天上」の意味でやした!
「つつ」は、「~しながら」の意味でやす!
意訳は
「たいした雪でも無いのに、空には随分と大仰な雲が広がっておりやす!」
お楽しみの異訳は
「大山鳴動鼠一匹」の心持ちを歌にしたようでやす?
噂話が鬱陶しいのでしょうか?
此のように「ど真ん中」じゃなく「捏ねくり回した」歌の方が好きでやす!
『さ夜更けば出で来む月を高山の嶺の白雲隠すらむかも 詠み人知らず』
訓(よ)みは
「さよふけばいでこむつきをたかやまのみねのしらくもかくすらむかも」
意訳は
「夜更けには昇るはずの月も、あの高山の嶺にかかってる白雲に隠れて見えないだろうなあ?」
でやしょうか?
夜更けに見える月は、秋ならば、低い位置に上弦の月でやしょうか?
深夜に沈みやすが左側が欠けておりやす!
下弦の月は右側が欠け、明け方に沈みやす!
上弦の月は昼に東の空に昇り、夕方に南中〔真南に来る〕!
山ノ端に掛かるのは深夜に沈む時でやす!
秋の月は、もともと低い軌道を描きやすから、雲が掛かることも多そうでやす!
秋の三日月は屹立して鋭いのだそうでやす!