《コロナと共生 364》


2024年5月5


正午に27度!

昨晩から子供の日🎏どころじゃなく翻訳に苦労しておりやす❗


午後3時に28度!



『今時は母子家庭ならぬ父子家庭大きい真鯉に小さい緋鯉 滉坊』



アッシは鯉のぼりの矢車が好きでやす!




『新三人吉三』


《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》


万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?


「雲」の続きでやす!


久しぶりに長歌を取り上げやす!



『彦星は織女と天地の別れし時ゆいなうしろ川に向き立ち思ふそら安らかなくに嘆くそら安からなくに青波に望みは絶えぬ白雲に涙は尽きぬかくのみや息づきおらむかくのみや恋ひつつあらむさ丹塗りの小船もがも玉巻きのま櫂もがふ〔一に云ふ 小棹もがも〕朝なぎにいかき渡り夕潮に〔一に云ふ ゆふへにも〕い漕ぎ渡りひさかたの天の川原に天飛ぶや領巾片敷きま玉手の玉手さし交へあまた夜も寝ねてしかも〔一に云ふ いもさねてしか〕秋にあらずとも〔一に云ふ 秋待たずとも〕 山上憶良』



さぁ此の訓みはてえへんでやす!


意訳も兼ねて心してめえりやす!



《彦星と「織女 たなばたつめ」と読みやす!


天地の別れし「時ゆ 時から」天地創造の時でやしょうか?


「いなうしろ 稲蓆」とは、彦星(わし座のアルタイル)と織女(こと座のベガ)は、天地創造の頃から天の川を挟んで(いなうしろの上)に向かい立ち見詰め合っておりやす!


思い合う身も安からず、嘆く身も安からず、青波に望みは絶えぬとは、「望みは眺め」と解することも出来やすが、「青波は繰り返し絶え間なく打ち寄せる波、打ち寄せるその度に二人の望みは絶たれてきた」でやしょうか?


白雲に遮られ涙は尽きない、「かくのみや こうしてばかり」溜め息をついているのか!


此のようにずっと恋い焦がれているばかりだろうか?


「丹 に 辰砂の赤 丹の鳥居」に塗られた〔赭船 そほぶね 小船〕が欲しい、美しく皮を巻いた櫂も欲しい!


アッシの記憶では船体の錆止めに赭い丹を塗ったから赤い船だと思いやす!


「いちにいわく小棹も欲しい」朝の凪に櫂をかいて渡り、夕べの潮に乗り「いちにいわく 夕べにも」舟を漕いで渡り、久方の天の川原に天を翔る「領巾 ひれ 細長い薄布 航海安全や別れの領巾振り(ひれふり)」を半ば敷き詰めて、真玉のような美しく手を交わして幾世でも寝たいものだ「いちにいわく 寝ることもしたい」!


秋ではなくても「いちにいわく 秋を待たなくても!」》


てなもんでやす!



いやぁ難しいてえへんでやした!