《コロナと共生 363》
2024年5月4日
午前10時に22度!
正午に26度!
午後1時に27度!
『浦浦に照れる春日の春紫苑店頭飾る菖蒲の剣 滉坊』
ハルジオンの茎は空洞で、ヒメジオンの茎は空洞じゃないらしい?
『新三人吉三』
《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》
万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?
「雲」の続きでやす!
『遠くありて雲居(くもゐ)に見ゆる妹(いも)が家(いへ)に 早く至らむ歩め黒駒 柿本朝臣人麻呂』
意訳は
「遠く雲の向こうに見える妻の家に早くたどり着きたい!さぁ歩け黒馬よ!」
確か以前の歌で文字通り「黒馬」であろうと書きやしたね?
『梯立の倉椅山に立てる白雲まく欲りあがするなへに立てる白雲 柿本朝臣人麻呂』
訓みは
「はしたてのくらはしやまにたてるらししらくもみまくほりあがるなへにたてるしらくも」
意訳は
「梯立ての倉椅山(はしたてのくらはしやま)に湧き立つ雲よ、あの人に逢いたいと思う時に湧き立つ雲よ〔邪魔しないでくれなのか?二人を覆い隠してくれるのか、其れともムラムラと湧き立つ欲望の譬えなのか?〕」
『天雲(あまくも)のたなびく山の隠り(こもり)たる我が下心(あがしたごころ)木の葉(このは)知るらむ 柿本朝臣人麻呂』
意訳は
「天雲がたなびく山のように、隠された私の本心は木の葉が知ってるでやしょうか?」
胡散臭い歌が御座いやす!
『見れど飽かぬ人国山(ひとくにやま)の木の葉をば我が心から懐かしみ思ふ 柿本朝臣人麻呂』
意訳は
「アッケラカンと人国山の木の葉〔浮気相手〕を恋慕う歌でやすよね! 朱楽菅江」
天皇でさえおおっぴらで隠しませんからね?