《コロナと共生 356》
2024年4月27日
午前10時に20度!
夜中に寝汗を掻いていました👕💦
正午に21度!
ゴールデンウィーク突入の湘南新宿ラインは混んでました!
午後3時に22度!
帰りも混んでて立ちっぱなし!
『新三人吉三』
《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》
万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?
「雲」の続きでやす!
長歌でやす!
『なまよみの甲斐の国うち寄する駿河の国とこちごちの国のみ中ゆ出で立てる不尽の高嶺は天雲もい行きはばかり飛ぶ鳥も飛びも上らず燃ゆる火を雪もち消ち降る雪を火もち消ちつつ言ひもえず名づけも知らず霊しくもいます神かも石花の海と名づけてあるもその山のつつめる海そ富士川と人の渡るもその山の水の激ちそ日の本の大和の国の鎮ともいます神かも宝とも生れる山かも駿河なる不尽の高嶺は見れど飽かぬかも 高橋連虫麻呂 たかはしのむらじむしまろ』
訓みは
「なまよみのかひのくにうちよするするがのくにとこちごちのくにのみなかゆいでたてるふじのたかねはあまぐももいゆきはばかりとぶとりもとびものぼらずもゆらひをゆきもちけちふるゆきをひもちけちつついひもえずなづけもしらずくすしくもいますかみかもせのうみとなづけてあるもそのやまのつつめるうみそふじがはとひとのわたるもそのやまのみづのたぎちそひのもとのやまとのくにのしづめたもいますかみかもたからともなれるやまかもするがなるふじのたかねはみれどあかぬかも」
意訳は 「なまよみの甲斐の国と、波うち寄せる駿河の国と、両方の国のまん中にそびえ立っている富士の高嶺は、天雲も行き滞り、空とぶ鳥も高く飛び上がれず、頂に燃える火は雪で消し、また降る雪を火によって消し、言いようもなく名づけようもなく、尊くいらっしゃる神であられる!近くに石花の海と人々の呼ぶ《海なら伊豆の海 湖なら浜名湖 淡海(おうみ)に対して遠江(とうみ)》も、この山がせき止めた海でやす!富士川として人々の渡っている川も、この山に発する激流でやす!日の輝く、わが大和の国の鎮めの神でやす!国の宝とも呼ぶべき山でやす!駿河の富士の高嶺は、いつまでも見飽きやせん!」 | |
異訳は
まんず「なまよみ」でやすが、枕詞だとは思いやす!
アッシの感では「生黄泉」!
確かイザナギイザナミ伝説の《黄泉の国》は出雲の西辺りだったはずでやすが、富士の洞穴辺りを《黄泉の国》の出口に見立てやした!
満更外れてもなく、《腕 かいな 甲斐無し かいなし 甲斐国》に掛かる枕詞でやした!
その他も御座いやすが、難しい!
「甲斐国と駿河国 山梨と静岡」に挟まれた富士山は雲を遮り、鳥も飛べぬ高さを持っておりやす!
噴火の火を雪で消し、積もった雪を噴火で消すと言う繰り返し!
例えようもなく神々しい山で在られる!
近くには《石花海 せのうみ 伊豆の稲取辺りか浜名湖》と呼ばれる海も富士の噴火で出来たと思われやす!
富士川も富士に流れを発した激流でやす!
御来迎の日が輝く山、大和国を鎮める山でやす!
駿河国の富士の高嶺は見飽きることは御座いやせん!