《コロナと共生 322》
2024年3月24日
確か二日前辺りですが、夕方まだ明るい内に月が昇っていました🌝
満月に近いし少しでかいかなと思いました🌝
月曜日がワームMoon「芋虫月」だそうです🐛
朝方に掛け暖かくなる予報は外れ、寒くなりました!
午前3時に4度!
午後1時に14度!
90%雨マーク出てる🌧️
🌆夕方4時頃から小雨けぶり始めましたが、温かいです🌧️
『新三人吉三』
《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》
万葉集から利根川を歌った和歌を引っ張り出しやした!
『逢はずして行かば惜しけむ麻久良我(まくらが)の許我(こが)漕ぐ船に君も逢はぬかも 詠み人知らず』
強引に訳しやす!
まず逢うにしても逢わずにしても、相手は妻なのか、渡し場で出逢った遊女なのか、判然と致しやせん?
「まくら我」を深読みしやして「枕香 枕に染み付いた匂い」のことじゃねえかと読み解きやした!
続いて「許我の漕ぐ」は「きょがのこぐ」と読み、意味は「私の許 もと」若しくは「私の許し」を得てから漕ぎ出すと訳しやした!
「まくら我」と「許我」と並べて「我」で韻を踏んで揃えたのだろうと読み解き、有頂天に為ってめえりやした!
ところが「まくらが」とは「許我 こが 古河」につく「枕詞」でやした!
さらに掛詞でもあり「枕の匂い」も意味しておりやした!
「許我」の本来の意味は、まさかの茨城の地名でやした!
「許我の渡し 古河の渡し」のことだったとは、完全に化かされてしまいやした!
まとめやすと、
「許我で出逢ったあなたは、睦逢うこともなく行ってしまうとは何とも心残りでやす!」
「まくらがの許我の渡しの船で出て行くあなたにまた逢えないものだろうか?」
てな感じでは如何でやしょうか?
それとも渡しに乗ったのは、アッシの方だったのでやしょうか?
『利根川の川原を行けばさよ千鳥石踏む路にをちかえり鳴く 公朝』
勝手に翻訳いたしませう!
利根川の川原に出てそぞろ歩いてると小夜千鳥が鳴いているから夜中の風情!
誰が置いたか踏み石の路が川の中に現れていて小夜千鳥がその石を行ったり来たりしながら鳴いている?
「をちかえり」とは、何度も繰り返しの意味なのか若返っての意味なのか?
さてどのように攻めますか?
川原に置かれた踏み石には、小夜千鳥が行ったり来たりした可愛い足跡が濡れているよ!
アッシも牽牛織姫の気持ちに為って、小夜千鳥が遺した足跡を「行こうか戻ろうか?」をちかえりて、千鳥が「チーチ~行き為され~」と鳴いて「背を押す 瀬を押す」では如何でやしょうか?
いやぁ妄想を楽しみやした!