《万葉集 そらみつ大和》
 
【Neuf Les Mille et Une Nuits=ヌフ レ ミレ ユンヌ ニュイ =ニュー 千夜一夜物語 No.276】 
 
『日本書紀』神武天皇31年4月の条の読み下し文の又々又解説の続きです❗納得
 
【饒速日命(にぎはやひのみこと)、天磐船(あめのいはふね)に乗(の)りて、太虚(おほぞら)を翔行(めぐりゆ)きて、是(こ)の郷(くに)を睨(おほ)りて降(あまくだ)りたまふに及至(いた)りて、故(かれ)、因りて目(なづ)けて、「 虚空見(そらみ)つ日本(やまと)の国(くに) 」と曰(い)ふ。】
 
饒速日命(にぎはやひのみこと)とは、『日本書紀』によれば、神武東征に先立ち、アマテラスから十種の神宝を授かり天磐船に乗って河内国(大阪府交野市)の河上の地に天降り、その後大和国(奈良県)に移ったとされている重要な役所何です❗初耳
 
これらは、ニニギの天孫降臨説話とは別系統の説話と考えられ、有力な氏族、特に祭祀を司どる物部氏の祖神ではないかとされていること、神武天皇より先に大和に鎮座していたことが神話に明記されているのだそうです❗初耳
 
饒速日命(にぎはやひのみこと)の存在には多くの重要な問題が含まれ、大和地方に神武天皇の前に出雲系の王権が存在したとする説や、大和地方に存在した何らかの勢力と物部氏に結びつきがあったとする説などが在るのだそうです❗初耳
 
どうして長々と載っけたかと申しますのは、まあ私の好きなスペースオペラ〔宇宙空想活劇〕だったのです❗イエーイ
 
 天磐船〔アマノイワフネ〕に乗って大空を飛行してこの郷に降りたという饒速日命〔ニギハヤヒノミコト〕の話は、神話の世界とはいえ、SFめいて何とも不思議な話である❗合点