雨の降る日(le jour où la pluie viendra )

結城滉二(ゆうきこうじ)

1957年の夏。
ジルベール・ベコー(Gilbert Bécaud)と作詞家のピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë)はシュスネーという場所にいた。

暑苦しさに耐えきれなくなったP.ドラノエが突然叫んだ。

「ああ、神様。何て暑さだ。雨の降る日は幸福だろうな。」

それを聞いたベコーが歌った。「雨の降る日...、雨の降る日...」と。

こうして"雨の降る日"が誕生した。
『世界の名曲とレコード シャンソン・カンツォーネ編』(永田文夫著) より

1958年Jane Morgan'sがCarl Sigmanの訳詩でカバー"The Day The Rains Came"は英語圏でベコー最初のヒット曲となった。

池之端ライブスペースQUIにて収録
P.F   川口信子
Bass  高橋辰巳

結城滉二オフィシャルwebサイト