《割き竹=さきたけ》
 
【Neuf Les Mille et Une Nuits=ヌフ レ ミレ ユンヌ ニュイ =ニュー 千夜一夜物語 No.267】
 
《枕詞 割き竹の=さきたけの》
〔背向=そがひ〕に掛かるそうです❗初耳
 
「わが背子〔せこ〕を 何処〔いづち〕行かめと さき竹の 背向〔そがひ〕に寝〔ね〕しく 今し悔〔く〕やしも」
 
意訳
いとしい夫を、どこへ行くことがあろうと安心して、さき竹のように背を向けて寝たことが、今は悔しいよ❗納得
 
この歌は挽歌で、亡き人を偲ぶ歌なのだそうです❗納得
 
違訳
夫婦は最初の内は、互いに手枕を交わし、手の痺れを我慢して体を寄せ合って寝るそうですが、言い争った二人は〔何処でも好きな所へ行ってよ❗〕と、彼女は夫に背中を向けて寝たのです❗当然
 
「割き竹」とは、割れた竹のことで、竹が裂けると半身が各々反対方向に反り返りますよね❗納得
 
そのように背中合わせで寝たわけです❗納得
 
馬鹿な男は、何とか気を惹こうと耳元であれこれささやいたけれど、無視されてしまった❗ガックリ
 
男の手が伸びてきても、邪険に拒否したのです❗ざまあみろ
 
その夫が急逝した❗LUCKY勝ったぁ
 
だから最後の夜の記憶が、彼女を悲しませるのです❗疑問符
 
〔こういうこともあるのだから、妻はあまり長々とすねてはいけません。適当なところで手を打ちましょう。おっと、その前に、夫は妻を怒らせない方がよい。夫婦ゲンカというものは、たいがい男が悪くて女が正しいと知るべきです。〕
 
こんなありきたりの女では御座いませんでした❗疑問符
 
彼女は言い足りなかったし、遺してくれた物にも不満が有るし、あんな男と思わなかったと悔しがっているのです❗後悔
 
然しですね女は世間体を慮り、新しい恋に目覚めてる事を隠さねばならないのでした❗ホッホッホ未来は明るいわ