《華厳十方世界海=けごんじっぽうせかいかい》
 
【Neuf Les Mille et Une Nuits=ヌフ レ ミレ ユンヌ ニュイ =ニュー 千夜一夜物語 No.157】
 
愈々「十方=じっぽう」迄まいりましたね❗合点
昨日の《九方陣=くほうじん》は鬱陶しくて、百パーセント読み飛ばされた事と思われます❗合点
 
「十方=じっぽう」の意味は、【東・西・南・北・北東・北西・南東・南西・上・下の十の方向。
あらゆる方角。
また、あらゆる場所。】
と言う事で御座います❗納得
 
普通は東西南北の順で呼びますが、仏教では太陽のめぐる順にしたがって、東南西北の順序で呼ぶのです❗初耳
 
仏教では十方に無数の世界と無数の浄土があると考えられています❗納得
 
私たちが住む所を、〔十方世界=じっぽうせかい〕とか〔十方国土=じっぽうこくど〕と呼びます❗納得
 
そして仏様のいらっしゃる所を〔十方浄土=じっぽうじょうど〕〔十方仏刹=じっぽうぶっせつ〕〔十方仏土=じっぽうぶつど〕と呼ぶのだそうです❗納得
 
〔刹=せつorさつ〕はサンスクリット語の音写で、〔土地・田・国・国土・領地〕を指すのだそうです❗初耳
 
仏教では仏様の居る聖地・仏国土の事だそうです❗納得
 
〔名刹=めいさつ〕という呼び方があるように、刹は寺を意味する場合もあるようです❗納得
 
十方微塵世界=じっぽうみじんせかい〕という言葉も聞いたことが御座います❗納得
十方に微塵数=数え切れないほどの世界があると言うことらしいです❗納得
 
仏教の世界観では、〔世〕は過去・現在・未来の時間的変化を意味していて、〔界〕は十方世界の方位のように、ある空間的な場所を意味するのだそうです❗納得
 
世界とは通常私たちの住んでいる場所を指しますが、〔仏様の境界=きょうがい〕を含める場合もあるのだそうです❗納得
 
ビジュアル的に考えると、須弥山しゅみせんを中心とした、太陽や月の明かりが届く範囲+地獄の領域が一つの世界と言う事ですね❗合点
 
 
どうにも私は〔じっぽう〕と耳で聴くと〔ジッポーのライター〕を思い浮かべます❗不謹慎