【Neuf Les Mille et Une Nuits=ヌフ レ ミレ ユンヌ ニュイ =ニュー 千夜一夜物語 No.46】
パスポートのような証明書で使用するローマ字です❗
通常のローマ字(訓令式)とは使い方が異なります。
もともとヘボン式は外国人が読みやすく発音できるようにした物ですので、日本人にとっては馴染みの薄い表記だと思います!
【ヘボン式ローマ字の基本的な使い方
ある種の文字は下記のように通常と違った使い方をするのです❗
SHI「し」・CHI「ち」・ TSU「つ」
JI「じ ぢ」・ZU「ず づ」
WI「うぃ→ゐ」 WU「う」 WE「うぇ→ゑ」
HITACHI 常陸(ひたち)○
HITATI 常陸(ひたち)×
■ ヘボン式の特殊な使い方(促音)
小さい「 つ 」を使う時は繰り返します。
例:「HATTORI 服部(はっとり)」
例:「KIKKAWA 吉川(きっかわ)」
しかしこれには例外があるんですよ❗
「チ(CHI)」「チャ(CHA)」「チュ(CHU)」「チョ(CHO)」
つまり「ち」を使う時には
これらの発声音の時には、その前に「 T 」を付け加えます。
例:「HOTCHI 発地 (ほっち)」
例:「HATCHO 八町(はっちょう)」
■ ヘボン式の特殊な使い方(発音)
「ん」を使う時の「 M 」と「 N 」の使い分け方
「 B 」「 M 」「 P 」の前に「 ん 」が付く場合は「 N 」の代わりに「 M 」にするのです❗
例:「NAMBA 難波(なんば)・HOMMA 本間(ほんま)」○
例:「NANBA 難波(なんば)・HONMA 本間(ほんま)」× 】
外国の曲を言語でチャレンジすると、ヘボン式の便利さが理解出来ると思います❗
ただし、不便なところも御座います❗
其れは「オウ」「オオ」の長音が含まれる場合なんですよ❗
「O 」か「OH 」のどちらでも使用してもよいのですが、私は「OH」をお薦め致します❗
何故ならば、例 をあげますと
河野「コーノ(こうの)」 KONO → KOHNO
大島「オーシマ(おおしま)」 OSHIMA → OHSHIMA
大野「オーノ(おおの)」 ONO → OHNO
多分日本人は「この」さん「おしま」さん「おの」さんと読むでしょうね⁉
此のような理由で「OH」をお薦めするのです❗
新大久保は、「shinokubo=しのくぼ」に為ってしまいます❗
訓令式では「shin‘ōkubo」と、アポストロフィと山型のoを用います❗
ヘボン式では「shin‐ohkubo」と、ハイフンをいれましょうね❗