明け方少年は夢の中でうなされていた
それに気づいた母親は
少年のことが不安になり
起こしてやろうと身体を揺すった
そして少年の身体を起こしたとき
母親は凍りついた
それはどうみても少年の顔とは思えない
何かに取り憑かれたような顔だったのだ
母親は我にかえり少年の目を覚ました
するといつもの少年の顔に戻った…
少年は何かに取り憑かれていた
のかもしれない
しかしそれは少年が招いているから
やって来たのだ
招かれざる客だと思っていたそれは
招いていた客だった
少年は思った
自らがもっているものを変えない限り
また同じことが起こるのかもしれない
どうせ招くのであれば招かれざる客よりも
ぜひ招きたい客であるべきだろうと
少年は自分に言い聞かせていた
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