これはちばてつやのアシスタントをしていた、
川三番地(かわさんばんち)というマンガ家が、
アシスタント時代のことを書いたマンガだが、
川三番地がアシスタントをしていた頃は、
もう「あしたのジョー」は完結しており、
ちばてつやは「おれは鉄平」と
「のたり松太郎」を連載していた。
ちばてつやのアシスタント達が、
どんなに努力して、
ちばてつやの細密なマンガを仕上げているか、
読んでいて気が遠くなり、
感動で涙が出そうになる。
「おれは鉄平」も「のたり松太郎」も、
リアルタイムで読んでいた。
あの頃、病院の待合室で読んだり、
ゴミ捨て場に積まれてあるのを
持ち帰って読んだりしていたちばてつやのマンガが、
こんな風にして書かれていたなんて、
そして、ちばてつやだけでなく、
楳図かずおや石森章太郎のマンガも、
こうやって大勢のアシスタントや編集者が、
陰で支えて僕らの手元まで届いていたのか、
と思うとどんなに感謝しても足りない。
精一杯生きて恩返しするしかない。









