今、仕事でバイクマンガを買い集めている。
仕事でというのは、熊本には、
ホンダのバイクの工場があって、
そこの工場に部品を提供している会社が、
バイクの出て来るマンガを展示してくれたら、
スポンサー料を払うと言ってくださっているのだ。
一度先方と打ち合わせしたが、
「出て来るバイクは必ずしもホンダでなくてもいい」
「暴走族を扱っているマンガでもかまわない」
という太っ腹なお話で、
16歳で免許を取って以来、
ずっとバイクに乗り続けてきた僕としては、
とてもやりがいのあるミッションである。
とりあえず先方から名前があがっているマンガが、
「750ライダー」石井いさみ
「ふたり鷹」新谷かおる
「あいつとララバイ」楠みちはる
「バリバリ伝説」しげの秀一
「雨はこれから」東本昌平の5作品で、
「雨はこれから」以外の4作品は
どれも有名な作品で、
すでにミュージアムに置いてある作品もある。
「雨はこれから」の作者の東本昌平は、
「キリン」というバイクマンガが有名なのだが、
「雨はこれから」という作品については全く知らなかった。
しかし、ついに昨日見つけましたよ、
ブックオフで、しかも108円コーナーにあった。
早速読んでみましたが、これがすごく面白いマンガ、
主人公は50代後半の男、
テレビ局に勤めていたが、
退職してバイクの整備をしたり、
バイクマンガを書いたりして暮らしている。
住んでいるのは廃墟のようになっていた、
ドライブインの跡地、
そこにバイクに乗る仲間が集まってくる、
というようなストーリー。
すごくいい雰囲気なんですが、
主人公が乗っているバイクが
ヤマハのSR500なんですよね、
東本昌平のマンガは「キリン」でも、
メインのバイクはスズキのカタナ(GSX1100S)で、
ホンダではないんです。
でも先方からホンダでなくてもかまわないと
言っていただいているし、
そもそも先方から指定してきているマンガなので、
安心して棚に並べることができます。
バイクは好きだが、
バイクマンガについてはあまり詳しくなかった僕ですが、
意識して探してみたら、
バイクの出て来るマンガって、結構あるんですよね。
とりあえず見つけたら買ってみて、
パラパラと読んでいますが、
その中でも面白かったマンガをご紹介。
まず高橋ツトムの「爆音列島」
これは作者が体験した自伝的要素のある作品で、
80年代に暴走族だった主人公の話なのですが、
所々に80年代の風俗が出てきて、
まさに僕にとってはドンピシャのマンガです。
主人公の愛車はホンダのCB400フォーインワン。
そしてきらたかしの「ケッチン」
これは高校に進学したばかりの主人公が、
バイクと出会うのですが、
そこの高校は免許を取ることさえ禁止という、
ある意味普通の高校で、
ヘタレの主人公がバイクと出会って
この先どう成長していくか楽しみです。
今のところ主人公の愛車はホンダのCB50。
ちなみにケッチンというのは、
バイクをキックで始動しようとした時、
エンジンがかからないうえに、
キックペダルが跳ねもどってきて、
足にあたる状態のことで、
昔のバイクにはセルなんて付いていなかったから、
僕も何回もケッチンをくらって、
くるぶしをすりむいたりしたものです。
それからえのあきらの「ジャジャ」
これはバイク好きの主人公が
一階にバイクショップの入っている
マンションに住むようになって、
そこのバイクショップのオーナーの女性と、
ほのかな恋をしていくというようなマンガ。
バイクショップで扱っているバイクは
古いドカッティがメインという渋いチョイスです。
そしておりもとみまなの「ばくおん!!」というマンガ
これは主人公の女子高生が、
高校に入ってバイクと出会い、
バイク部に入るというお話で、
「けいおん」のバイクバージョンのようなマンガ。
主人公が乗っているのは、
今のところ教習所のホンダCB400SF。
仕事を通じてこんなマンガを知ることができて幸せです。
なんかバイクマンガの作者って
ひらがなの名前が多いですね。
