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『フィリピン:マニラ首都圏における警察官の制服を悪用した男性2~3人組による強盗事件への注意喚起』


1 昨年夏以降,マニラ首都圏マカティ市,マニラ市,パサイ市において,警察官の制服を悪用した男性2~3人組による強盗事件による被害が増加しており,旅行者を含む日本人の被害も報告されています。これまでに報告されている主な手口は以下のとおりです。
(1)警察官の制服を着用した男性2~3人組に次のような言いがかりをつけられる。
  *赤信号で横断歩道を横断した。
  *身分証を携帯していない。
  *喫煙場所で喫煙しているにもかかわらず,喫煙禁止場所で喫煙した。
  *(使用されているにもかかわらず)使用されていない横断歩道を横断した。
  *傲慢な態度である,警官を侮辱した。
(2)その後,先方車両(警察車両(パトカー)ではない一般車両(バン))に連れ込まれ,手錠をかけられたり,拳銃をつきつけられたりして脅され金品を奪われる。或いは「『被疑者』が警察署や交番に行けばいくらだが,自分に払えば安く済む」などの発言をし,一定の金額を支払うと解放される。

2 フィリピン国家警察の捜査の結果,犯人には現職の警察官も含まれていることが確認されており,対策は一様ではありませんが,以下を参考に,自身の安全確保に努めるよう御注意ください。また,万が一,類似の事件に遭遇した場合には,警察に被害届を提出するとともに,在フィリピン日本国大使館にも御一報ください。
(1)被害に遭わないための一般的な備え
 ア 犯人はターゲットを絞って犯行に及んでいることがうかがえるので,人通りが多い繁華街を徒歩で移動する場合には,日中であっても,常に見られていることを認識し,なるべく目立たない服装,行動を心がける。人通りの少ない地域での歩行,夜間の一人歩きは避ける。
 イ 多額の現金,貴重品は持ち歩かない。
(2)警察官からアプローチを受けた場合
 ア 身分証の提示を求められた場合には,身分事項を証明できるもの(旅券/手許にない場合はコピー)を示し,落ち着いて対応する。
 イ フィリピン国家警察によると,本物の警察官は常時身分証明証を携行しており,公務で相手の身分証の提示を求める場合には,警察官は自らが警察官であることを明らかにして,その理由(具体的事由)を伝えることとされているとのことなので,同身分証明証の提示を求める。また,警察署等に行くかどうかで罰金が変わるような仕組みはないとのことなので,場合によっては現場でではなく警察署で話をすると述べて警察署に連れて行ってほしいと告げる。
 ウ フィリピン国家警察によると本物の警察官の特徴は以下のとおり。
 (ア)長髪であったり,ひげ,あごひげを伸ばしたりしない。
 (イ)名札及び各警官固有の6桁のシリアル番号がついたバッジが制服の胸に装着されている。
 (ウ)常時身分証明証を携行している。
 (エ)公務で使用するのは警察車両(パトカー)のみで一般車両は使用しない。
(3)万が一,事件に遭遇した場合
 犯人側が凶器(銃器)を所持している可能性が高いので,抵抗せず,落ち着いて冷静に対応する。その場合,犯人の特徴,車両番号等をできるだけ記憶しておくようにする。

※本情報は2012年05月24日現在有効です。