『インドに対する渡航情報(危険情報)の発出』
●カシミール地方
管理ライン付近
:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)
管理ライン付近及びラダック地域を除く地域
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
ラダック地域
:「十分注意してください。」(継続)
●北東部諸州(マニプール、アッサム、ナガランド、トリプラ、
メガラヤ各州)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●中・東部諸州(アーンドラ・プラデシュ、オリッサ、
チャッティースガル各州の高原奥地、ジャールカンド、
ビハールの農村地域)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●上記以外のインド全域(首都ニューデリー、コルカタ、チェンナイ、
ムンバイ等の大都市を含む)
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)インドは着実な経済発展を遂げており、全体的な社会情勢は安定して
います。その一方で、宗教対立他民族等の複雑な国内事情もあり、各地
でテロ事件が発生しています。
2008年11月26日には、ムンバイ市内のホテル、レストラン、駅等十数
か所で爆破や銃撃による連続テロ事件が発生し、165人が死亡、304人が
負傷しました。同テロ事件の被害者には外国人も多数含まれており、日
本人も巻き込まれて死傷者が出ています。2009年は大規模なテロ事件は
発生していません。2010年2月にはマハラシュトラ州プネー市において
外国人もよく利用するカフェで爆弾テロが発生し、外国人4人を含む17
人が死亡、60人以上が負傷(外国人12人を含む)する事件が発生しまし
た。また、同年4月にもカルナタカ州バンガロール市内のクリケット競
技場において爆破テロが発生し、17人が負傷しました。また、首都デリ
ーを始めとしてムンバイ、チェンナイ、バンガロール、コルカタ等の大
都市では、イスラム過激派等によるテロ脅威情報を受け、治安当局が注
意喚起を発し、高度な警戒態勢を取る事案が多発しています。
(2)カシミール地方の管理ライン付近では、2003年以来、インド・パキス
タン両軍の間で停戦が継続していますが、通常の配備体制が解かれたわ
けではありません。また、同地方の管理ライン付近とラダック地域を除
く地域では、20年以上にわたって、カシミール地方のパキスタンへの併
合等を目指す過激派の活動が続いており、これら過激派によるテロ事件
が多発しています。
(3)北東部諸州(マニプール、アッサム、ナガランド、トリプラ、メガラ
ヤの各州)では、インドからの分離独立等を目指す過激派が多数活動し
ており、多くの地域は外国人立入制限区域となっています。
(4)中・東部諸州(アーンドラ・プラデシュ、オリッサ、チャッティース
ガル各州の高原奥地、ジャールカンド、ビハールの農村地域)では、
「ナクサライト」と呼ばれる武装集団による治安部隊や公共施設等への
襲撃事件が続いており、最近はその活動が顕著です。
※本情報は2012年05月24日現在有効です。