栗☆兎ソング②
『ビニール傘』


ビニール傘になりたいな
君ん家の玄関でくたびれてる
ドブネズミみたいになれない僕だが
ビニール傘みたいに誠実でいれるかな


君に貸したんだ 帰り道
透明は汚れて 濁っている
僕もどっかで 拾ったやつだし
捨てても良いよ 僕の気持ちと一緒に

翌日の朝 久びさの晴天
君は職場に ビニール傘持ってきて
笑われてたね 今日は降らないよ
僕は見えたぜ びしょ濡れのあいつら


ビニール傘になりたいな
君ん家の玄関でくたびれてる、
絶対濡らさないぜ 心に誓うぜ
だから電車に 忘れないでね


君から借りたんだ 遊びに行った時
やたらとデカい 黒い柄のやつ、
持って帰っていいよって 言われたけど
持ってく資格ないよ 持ってく資格ないよ

ビニール傘越しに 町が溶けて見える
今日の天気は 僕の心みたいだな
コンビニの傘立てで 他のと混ざって
どれでもいいや 少し良いのもらってこう


ビニール傘になりたいな
君ん家の玄関でくたびれてる、
ドブネズミみたいになれない僕だが
ビニール傘みたいに誠実でいれるかな




iPhoneからの投稿