新しい階級闘争 施光恒先生の解説

「テクノクラート新自由主義と煽動的ポピュリズムの両者に代わるのは、

民主的多元主義である」

マイケル・リンド

『新しい階級闘争　大都市エリートから民主主義を守る　（マイケル・リンド　東洋経済）』

読書が好きな人には、極上の一冊だと

ほとほと感心した本だが、そんなに売れてないのだろうか。

どうも紙の本が売れないらしい。

動画を上げている人が、電子書籍が一番とか

漫画だけは別格で、紙の本でも売れるけれども

その他は、紙の本じゃ厳しいという。

マジか、ちゃんとした本は、紙じゃないと

何回も読み返したり、線を引いたりできないじゃんとびっくり

紙の値段も上がったから、とも聞いたが

活字中毒者は、紙じゃないと辛い。

ぶらっと本屋に行って、たまにいい本に出合う喜び

だいたいハズレを引いちゃうから、こその嬉しさ

知的欲求をくすぐられる快感

これがない人生ってのも、寂しい。

本を捨て、街に出るのもいいけれども

ちょっとした待ち時間に、本がないと冷や汗が出る。