活字中毒者にとって、読書は食べることより重要だ。

1食より1冊、今は2食より1冊かな。

 

しかし、本は当たりを引くのが難しい。

外れを引くと、金じゃなく、時間を返してくれと叫びたくなる。

 

当たりといっても、もちろん個人差がある。

自分の場合、どうやって本を選ぶのかというと

討論番組に出ていて、ほほーと思わされる人の本を買う。

 

買って面白ければ、参考文献を見て、

引用された本を買う。

 

ネットでは買わない。

なければ、書店で直接、注文して買う。

 

ネットで買うと、新たな出会いは起こらない。

特に、この新たな出会いは、活字中毒者にとって

最高の瞬間となる。

 

1 何度も読み返してしまう本

2 おおーおもしろかったぁと思う本

 

3 なるほどね、そうなのねと思う本

4 ふーん

 

5 知ってた・・・

6 何いってんだか・・

7 うわ最悪

 

この7種類ぐらいかな。

 

最近読んだ中で、6と7に該当した本は

 

人新世の「資本論」 (集英社新書)

 

買ってはいけない賞 第1位です。

 

最近では珍しく左翼本が平積み。

全然知らなかったんだけど、池戸さんがこの人を

動画で紹介、ふ~んアホっぽい~、

買うわけないじゃん、なんで売れてんの思っていたら、

借りてしまった。

 

中身は、マルクス!マルクス!まるくす!

とても気分が悪くなりました。

 

せめてジジェクの水準までいかないと・・・

マルクス理解ですら怪しいので、

共産党の人たちが買ってんのかなと思い、

聞いてみると、浅い!ときっぱり。

 

共産党ですら、赤旗で勧めていないみたい。

 

マルクス系は、スラヴォイ ジジェクがたぶん第一人者なので

この人ならありかもしれない。

 

しかし、哲学をやりたいのならやめた方がいい。

もはやマルクスは哲学ではないから。

サルトルでちんじゃったのよ。

 

大丈夫、思想としてならまだ生きている。

当時の彼の資本主義批判は、欧米日などの民主国家群が

70年代から主流になった経済学に支配されてしまったので、

今なお有効である。

 

デイビッド・グレーバーの「負債論」の

コミュニズムのところは面白い。

 

斎藤幸平くんは、めっちゃおもんない上に

浅くて支離滅裂なのよ。

 

昔は、書店に並ぶのは、左翼本しかなかった。

ポスト・モダンは、マルクスを殺したのに、

左翼の人たちは、ポスト・モダンに流れちゃった。

分かってんのかしら、といつも思う。

 

人類が次の段階に進むには、ポスト・モダンを

超えていかないといけないのにね。

 

 

左翼の人たちがやらないといけないのは、

ヘーゲル左派であったマルクスの、

そのヘーゲル以前からやり直さないと厳しい。

 

斎藤くん、せめて近代哲学は習得しようね。

キミ、封建主義者だよ。(中野さん風)

 

 

左翼批判はあまりしたくない。

うんざりするのは、日本の保守・右派だから。

 

567なのは、倉山満とその界隈。

 

67に該当するのは、掛谷英紀。

 

びっくりするほどつまらない。

驚いて、全部読んじゃった。

 

新型コロナの起源と101年目を迎える中国共産党

 

これもついでに買ってしまい、読んじゃった。

びびった、あまりのつまらなさに・・・。

上記の2冊はさすがに、お金返してと言いたい。

 

石平は、これを読むうちに、彼の発言を思い返して、

スパイなんじゃないの、疑うようになってしまった。

 

中国専門家ってほとんどスパイか工作員かもしれない。

えらく不細工な中国専門家の女性がいるが、

彼女は孔子学院出身、工作員じゃね。

 

金と美男を与えられて国を売っているような

気がしないでも・・ない。

よくドラマにあるように。

 

 

どれにも該当しないのは、林千勝さん。

今、陰謀論者の最高峰なのは、この人と馬淵かな。

 

でも、動画は面白い。

陰謀論は、なぜか面白い。

結構、ながら中に聞いている。

 

三橋にアトキンソンはどうなんでしょうと聞かれて

きっぱりと、はい、工作員です、と断言。

面白すぎる。

 

でも本はやめた方がいい。

本当につまんないから。

 

2代巨頭である馬淵さんも結構好き。

 

ウクライナ紛争 歴史は繰り返す 戦争と革命を仕組んだのは誰だ (WAC BUNKO B 365)

 

これ買っちゃった。

怖いもの見たさっであるじゃない。

これは、立ち読みがいいかも。

 

 

ほかには、塩野七生。

 

 

古代ローマを、司馬史観・新自由主義史観で描いた

一連の著作は大好きで、毎年、読み返すほど。

 

この人なら外れないと思ってしまうだろうけど、

やめた方がいい。

新自由主義者のボケたおばあさんの相手が

相手が好きなら、まぁいけるかも。

 

 

スタグフレーションの時代 (宝島社新書)

 

5かな、4のところはなかったような。

たぶん、買ってはいけない、かな。

 

まあ森永親子は、何を言いたいか分かっちゃうから・・・。

 

でもこの人の動画は、面白いのでお勧め。

登場してくれる人が大物ばかり、

竹中さん、藤巻、アトキンソン、と凄いメンツで

内容も、めちゃ面白い。

 

相変わらずの竹中節が聞けて、

この人どれだけ儲けたんだろうなぁ。

いつか米国がばらしてくれることを期待する。

 

個人的に彼の死生観が聞きたかった。

70を超えて、まだ頑張っている。

 

日本を売り続けて、日本人をたくさん殺して

死後の世界が怖くないんだろうか。

 

家庭人としては、とてもいい人なのかもしれない。

そういう功徳を積んでいると思っているのだろうか。

 

ああ、忘れてた。

 

日本が戦ってくれて感謝しています/井上和彦

 

こいつ…ほんま金返して!!!!

 

 

他には、Will に出ている連中、浅香豊?白川司?

な~んも分かっとらんじゃん、おまけに中国の工作員っぽい。

 

ほかに、百田、有本とか、

もうね、ビジネス保守は、売国奴ばっか。

 

 

他にもたくさんあるのだけれど、

探すだけで疲れました。