めまぐるしく変わる環境の中で、
一体、何が起きているのか、
この本質を取り出さないと、
子供たちを学びの世界へいざなえないように思う。
現在、子育て世代は、二極化しているといえる。
ざっくりとわけてであるけれども。
計画的に子作りをして、手間隙をかけて育てる家庭と、
あー、子供できちゃった、結婚するかーという家庭との二極化である。
あまり子育てに気合を入れていない家庭については、
除外し、そして「都市部」について考えてみる。
今の日本において、結婚をし、家庭を持ち、
計画的に、子供を作る家庭は、中流以上の階層である。
作る子供の数は、1~3人であり、非常に溺愛する。
可愛すぎちゃって、もうたいへんなのである。
これを「愛しすぎちゃって症候群」と勝手に名づけている。
この症候群には、いくつかの特徴がある。
①愛しすぎちゃって、子供中心の家庭になる。
②愛しすぎちゃって、子供と同化してしまう。
③愛しすぎちゃって、躾を放棄してしまう。
④愛しすぎちゃって、子供をペット扱いしてしまう。
⑤愛しすぎちゃって、子離れ・親離れができない。
もっとあるのだが、挙げるときりがなく、
かぶってくるので、これぐらいにして
一つ一つ考えてみる。