今年は、旅行中以外、たぶん
哲学の思索の時間を、じっくりと
もてていない。
旅行中は、ジジェクを中心に
思索をしていた。
でも、忙しくって、ジジェクの思索を
追っかける時間的余裕も、
精神的余裕もまったくない。
んで、いかんなと思っていたが、
フーコーを再読しなあかんなと
本屋で、立ち読みしていて思いつく。
軽い概説書みたいなのを読み、
ボードリヤールを思い返し、
日本の哲学者は、かなり影響を受けていると
思われた。
フーコーの指摘、正鵠を得た指摘、
それは、現在、手に負えない状態となって、
我々ひとりひとり、地縁共同体に、
襲い掛かっている。
それは、特に、医学に関してのことだが、
方向として、非常に、今の状況、
これから、向かうであろう先、危ない。
向かってはいけない方向へと、
現実が突っ走っている。
それを止めるのは、思想から生まれる
やはり原理だろう。
すでに行き過ぎてしまって、
遅きに失しているのではあるが・・・。