トランプ氏、石油業界幹部に環境規制破棄を明言 10億ドル献金要請
米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領が米石油会社首脳らとの会合で、バイデン政権の環境規制や政策の多くを破棄すると明言し、自身の大統領選のために１０億ドルの献金を求めたことが分かった。米紙ワシントン・ポストが９日報じた。
持続可能な再生エネルギーが広く普及すれば、化石燃料は価値が大幅に減少し座礁資産化する。アメリカの経済発展は豊富な地下資源にささえられてきた。アメリカが所有する地下資源が数百兆ドルあるのか、数千兆ドルあるのか知らないが、その地下資源が二束三文化する。アメリカにとって大打撃だろう。
アメリカの資産家たちは石油が座礁資産化するその前に数兆ドルでも数百兆ドルでも売りたいに決まっている。
トランプが再選すれば、石油を売るために日本をはじめ世界中の再生可能エネルギー産業を圧力で叩き潰して、SDGｓなぞ知らぬ通じぬで通すだろう。そうなれば、環境問題は悪化し、再生可能エネルギー産業は中国が総取りすることになる。日本が衰退する。