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今回は、『愛犬の「イヤです」に気付いてる? 「イヤです」を表す意外なしぐさ』についてです。
≪以下転載≫
愛犬の「イヤです」に気付いてる? 「イヤです」を表す意外なしぐさ
2020/9/24(木) 12:10配信 いぬのきもちWeb編集室
犬は言葉が話せませんが、さまざまなしぐさや行動で、気持ちを飼い主さんに伝えているのです。ここでは、「ちょっといやだな…」という「イヤですサイン」について解説します。
「イヤですサイン」は、犬がストレスを感じたときに、自分や相手の気持ちを落ち着かせようとして行うしぐさのことで、カーミングシグナルと呼ばれることもあります。「イヤですサイン」について理解を深めることは、愛犬と暮らす上でとってもメリットがあるんですよ!
★犬の「イヤですサイン」を知るメリット
犬の「イヤですサイン」を理解するメリットは、主に以下の通りです。
ストレス回避につながる
どのようなしぐさ・行動が「イヤですサイン」なのかを知っておき、ふだんの生活の中で意識して見てみてください。すると、今までよりも愛犬のストレスに多く気がつけるようになるので、愛犬の余計なストレスを回避することができます。
愛犬との絆が深まる
「イヤですサイン」を知れば、あらかじめ愛犬のストレスを回避させたることができるので、飼い主さんに対する信頼感がアップし、ふたりの絆が深まります。
人が応用できるものも
「イヤですサイン」は、犬が自分や相手を落ち着けるために見せるしぐさなので、このしぐさを飼い主さんが応用して、愛犬を落ち着かせることもできます。
例えば、愛犬が興奮している場面で、飼い主さんが目をそらしたり背を向けたりすることで、興奮を抑えることができるでしょう。
★「イヤですサイン」ってこんなしぐさ
ではここで、日常的によく見られる「イヤですサイン」をいくつかご紹介します。
体をぶるぶる振る
抱っこされたくないタイミングで抱っこされたときや、お手入れで長時間拘束されたときに行うことが多いしぐさです。
嫌なことを我慢した直後に、“やっと終わった”という気持ちで体を振ります。緊張で硬直した体をほぐす意味もあるのだとか。
体をかく
長時間にわたるトレーニング中や、飼い主さんの指示を理解できずに困惑しているときに、“もうやめたいな”などという気持ちで行うサインです。
体をかく以外にも、前足などをなめたり、かじったりする犬もいます。
しっぽを振る
飼い主さんが怒っているときなど、犬は“落ち着いて”と伝えるために、上目づかいをしながらしっぽを振ることがあります。自分を無邪気に見せることで、相手の緊張をゆるませようとしているのです。
ちなみに、これらの「イヤですサイン」は、状況によって違う意味を持つことがあるため、愛犬の表情や体全体を観察し、そのときの状況とあわせて総合的にチェックするようにしてください。ひとつのサインだけにとらわれないことが大切です!
★「イヤですサイン」を知って絆を深めて!
このように、言葉を話すことができない犬は、しぐさや行動で飼い主さんに気持ちを伝えています。
意外なしぐさ・行動が、イヤな気持ちを示していることもあるので、犬の「イヤですサイン」を理解することはとっても大切なのです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2019年9月号『愛犬の気持ちを知るヒントになる!愛犬の意外なイヤですサインに気付こう!』(監修:東京大学附属動物医療センター行動診療科および往診専門「ペット問題行動クリニックBLISS」獣医師 菊池亜都子先生)
文/くら
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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