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今回は、『やりがちだけど実はNG!カン違いしやすい犬の食事の”常識”』についてです。
≪以下転載≫
やりがちだけど実はNG!カン違いしやすい犬の食事の”常識”
2020/9/24(木) 15:10配信 いぬのきもちWeb編集室
食事前の「オアズケ」や、3時のおやつ……愛犬にやっていませんか? 実はこれ、犬にとって本当はいらない「カン違い」なお世話なのです。愛犬のためを思ってやっていることが、悪影響を与えてしまう場合もありますので、ぜひこの機会に見直してみましょう。
★やりがちだけど実はNG!「カン違い」な食習慣…食事の前に「オアズケ」をさせる
食事の前に犬を長時間待たせると、胃拡張のリスクがある早食いグセがつきやすくなります。また、食器などに執着し攻撃的な態度をとる原因になることも。
食事の準備ができたら「オアズケ」ではなく「オスワリ」をさせ、犬が座ったらサッと与えましょう。
3時のおやつ
そもそも犬は「3時だからおやつを食べたい」とは思いません。人と同じ感覚で3時だからとおやつを与えていると、肥満やおねだりグセの原因になるほか、肝心のごはんを食べなくなることも。
犬には“間食”としてのおやつは必要ありませんので、おやつを与える場合は、しつけやお手入れの“ごほうび”として少しずつ与えるのがベストです。
★実は逆効果!?「カン違い」なフード選び…小型犬だから「小粒フード」
小型犬には小粒フードの方が食べやすそうに思えますが、実はこれは余計な気遣いです。小粒だとあまり噛まずに丸飲みしてしまうことがあるので、かえって胃腸の負担になる場合があります。
粒が大きい方がよく噛んで食べるので、消化吸収がよくなったり、さらには歯垢予防効果が期待できます。
とはいえ、いきなり大きな粒のフードに切り替えるのは×。変える場合は、今食べているものより一回り大きいもを選びしょう。
★実はいらない「カン違い」で与えがちな食べ物…
野菜
犬は体内でビタミンCをつくることができ、必要とする栄養素は人とは異なります。人の食事と同じ感覚で野菜を与えると、消化不良を起こすリスクや与えすぎると太ってしまうことが。
野菜を与える場合は、消化しやすいよう、すりつぶしたものを少量にとどめましょう。
牛乳・煮干し
子犬にカルシウム補給として、牛乳や煮干しをたくさん与えるのは逆効果です。
過剰摂取になり、骨の成長を阻害してしまうおそれがあるので、たまに与えるくらいなら問題ありませんが、常食させるのはやめてください。
同じ理由から、子犬にカルシウムのサプリメントを与えるのも、控えた方がよいでしょう。
ひづめ
歯の強化や歯垢予防にひづめを与えるのは、かえって歯を傷つけたり、下痢の原因になったりします。
ひづめは犬の歯にはかたすぎるので、歯にやさしいデンタルガムやコットン製のデンタルおもちゃがオススメです。
やりがちだけど、実はNGなお世話……みなさんもしていませんか?
食事は犬の健康と直結するといって過言ではありません。正しいお世話のやり方を知って、愛犬の健康を守りましょう!
参考/「いぬのきもち」2016年8月号『食事、お手入れ、接し方の誤解がスッキリ!そのお世話、じつはしなくていいんです』(監修:動物病院「ドン・ペット・クリニック」院長 重田洋一先生、しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/terasato
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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