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今回は、『当てはまったら要注意!「犬のしつけがうまくいかない人」の特徴7つ』についてです。
≪以下転載≫
当てはまったら要注意!「犬のしつけがうまくいかない人」の特徴7つ
2020/9/19(土) 11:35配信 いぬのきもちWeb編集室
初めて犬を飼う場合だけでなく、ベテラン飼い主さんでも悩むことが多い「犬のしつけ」。みなさんの中にも、今まさに悩んでいる…という方もいるのではないでしょうか?
そこで、いぬのきもち獣医師相談室の先生に「犬のしつけ」について聞いてみると、しつけがうまくいかない人には7つの特徴があるのだそう。この記事でくわしく見ていきましょう!
★犬のしつけがうまくいかない人の特徴7つとは?
犬のしつけがうまくいかない飼い主さんには、以下の7つの共通点があります。
1.自分の気持ちを感情的に犬にぶつける
2.同じことをしても昨日はほめて、今日は怒るといったように、教え方に一貫性がない
3.「犬は賢いからできるはず」と思い込み、犬に求める理想が高い
4.体罰によって言うことをきかせようとする
5.ほめるときと叱るときの、声色やリアクションに差がない
6.叱ることが多く、ほめることをしない
7.叱ることがかわいそうだと、甘やかしてばかりいる
思い当たる項目はありましたでしょうか?
★犬のしつけがうまくいかないことで生じる問題とは?
飼い主さんはしつけをしたつもりでも、愛犬に正しく伝わっておらず、「吠える」「咬む」などの問題行動に発展して困っている…というような相談が、実際に多く寄せられます。
飼い主さんの意図が正しく伝わらないと、愛犬は「よいこと」と「よくないこと」を学べず混乱します。混乱した愛犬の行動を見た飼い主さんはさらに悩み、問題行動だと捉えてしまうことが多いのです。これではお互いを理解できず、信頼関係を築くことができません。
ひどいケースだと、問題が周囲へと及んでしまい、近所迷惑やトラブルにまで発展することもあります。
★犬のしつけをするうえで大切なポイントは?
一般的に犬の知能は、人間の子どもの2~3歳程度。小さな子どもに物事を教えるように、犬にも「覚える」「忘れる」「思い出す」を繰り返し学習させていくことが大切です。
「怒る」と「叱る」は意味が違う
勘違いをしている飼い主さんも多いのですが、「怒る」と「叱る」では意味が大きく違います。
・怒る→感情的
・叱る→いい方向へ導く
といった言い合いがあります。
叱るときは、低い声で短く!
叱るときは、低い声で短く伝えるのがポイントです。一方で、ほめるときは高い声で大げさにすることもテクニックのひとつなので、実践してみてくださいね。
★犬のしつけ=「一緒に暮らすためのルール」を教えるためのもの
しつけは、決して簡単ではありません。しかし、「何から何まで教えなければならないこと」というわけでもありません。
犬の個性に合わせてできることを伸ばし、苦手なことはどこまで教えるのか、周りに迷惑をかけない範囲で、ご自身がどこまでなら許容できるのか決めてもいいものなのです。
犬のしつけは、あくまでも「一緒に暮らすためのルールを教えるためのもの」であり、飼い主さんの理想通りの犬を作るための手段ではありません。
人から見て非常識に思える犬の行動が、じつは「犬の習性」だった…ということもよくあります。もし愛犬の行動でわからないことや困っていることがあれば、専門家に相談してみるのもいいと思います。
★心当たりのある方は、今一度見直して
みなさんは、「しつけがうまくいかない人の7つの特徴」に当てはまっていませんでしたか? もし心当たりのある方は、今一度ご自身の「犬のしつけ」の仕方を見直してみてくださいね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/雨宮カイ
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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