もっと猫と仲良くなるためのデータ集。
今回は、『知らないうちに不快にさせてるかも…猫がストレスを感じる生活音4つ』についてです。
≪以下転載≫
知らないうちに不快にさせてるかも…猫がストレスを感じる生活音4つ
2020/9/14(月) 18:05配信 ねこのきもちWeb編集室
人にとってはそれほど気にならない日々のさまざまな生活音…でも、猫にはストレスを与えてしまう可能性があるのをご存知でしょうか？
そこで今回は、猫にとってストレスな生活音について、ねこのきもち獣医師相談室の先生に解説してもらいました！
★猫にとってストレスな「生活音」4つ
――猫にストレスを与えてしまう生活音には、どのようなものがあるのでしょうか？
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師（以下、獣医師）：
「猫にストレスを与えてしまう生活音は、『大きな音』『金属音』『低い音』『超音波』などが挙げられます。もう少し具体的に見ていくと…
・大きな音（物が落ちる音、ドライヤーや掃除機の音、工事の音など）
・金属音（金属のものを落としたり、ぶつけたり、打ち鳴らす音など）
・低い音（男性の声を苦手とする猫は多い）
・超音波（超音波の性質を利用して、猫よけグッズがあるほど）
といった感じですね」
――毎日使うことが多いドライヤーや掃除機なども、猫にストレスを与えてしまう場合があるのですね。
★猫にストレスを与えないために、飼い主さんができる工夫とは
――猫がストレスを感じない生活環境を意識した場合、飼い主さんはどのような工夫や配慮が必要でしょうか？
獣医師：
「猫の性格や音の種類にもよりますが、それほど猫の嫌いな音について神経質にならなくてもよいとは思います。猫は何回も聞いていると音に慣れてくれるので、いつも聞こえる生活音であれば、そのうち気にしなくなることがあるからです」
――生活音がストレスになっていないかどうか、飼い主さんは愛猫のことをよく見てあげる必要がありますね。
獣医師：
「そうですね。猫の嫌いな生活音をすべて消すことはできませんが、なるべく猫が驚かないように注意するようにしましょう」
たとえ些細な音でも、猫によっては敏感に驚いてしまう場合もあります。飼い主さんは愛猫の性格を把握し、日々の生活音で不快な思いをさせていないかどうか、ぜひ配慮してあげてくださいね！
（監修：いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師）
取材・文/雨宮カイ
ねこのきもちWeb編集室
～転載ココマデ～
【関連記事】
★愛猫は大丈夫？ 気づきにくい猫の「慢性ストレス」
★ストレスを感じてるかも？ 猫にとってNGな飼い主さんの行動
★愛猫は大丈夫？ 猫の「分離不安」に見られる7つの症状
★飼い主さんが「水虫」に…猫にもうつる可能性は？
★「猫と暮らすということ」 人気猫の飼い主の投稿に共感相次ぐ