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今回は、『興奮した犬は“相手にしない”のが基本!理由に納得』についてです。
≪以下転載≫
興奮した犬は“相手にしない”のが基本!理由に納得
2020/8/23(日) 12:10配信 いぬのきもちWeb編集室
「愛犬が興奮しすぎて困っている」という飼い主さんも少なくありません。もともとテンションが高い犬もいるようですが、エスカレートすると手がつけられなくなる場合もあるので、早めの対策が必要です。
ここでは、犬の興奮レベル別に、飼い主さんが取るべき対処法をご紹介します。
★犬の興奮レベル1「暇さえあれば人にちょっかいを出す」
常に動いていて、暇さえあれば人にちょっかいを出すレベルの興奮の場合、我慢できないほどではありませんが、今後のためにも早めに対処することをおすすめします。
「相手にしない」を徹底しよう!
愛犬がちょっかいを出してきたとき、「今忙しいから、あっちへ行って!」などと声をかけていませんか?
これは一見、相手にしていないように見えますが、実は犬が「飼い主さんが相手をしてくれた」と勘違いしてしまう対応なのです。
勘違いした犬はうれしい気持ちになり、また同じ行動を繰り返すようになるので注意しましょう。
この行動をやめさせるためには、犬が興奮して近づいてきても「相手にしない」ことがポイントです。例えば、目をあわせない、背を向ける、ほかの部屋へ行くなどの対応を取るとよいでしょう。
★犬の興奮レベル2「落ち着きがなく、人にじゃれつく」
犬が落ち着きなく動き回り、人にじゃれついたり、飛びかかったりするときは、興奮度がかなり高まっています。悪化させないためにも、積極的に直していく必要があるでしょう。
「相手にしない」+「エネルギー発散」で対策しよう
この場合、レベル1と同様に、「犬の興奮につきあわない」ことが基本的な対処法です。
しかし、日常的なエネルギー発散不足が、興奮の原因となっているケースもあるので、基本的な対処法と並行しながら、しつけのトレーニング時間を設けたり、散歩や遊びの時間を増やしたりしてみることも大切です。
飼い主さんとふれあいながら、犬の脳と体に十分な刺激を与える機会をつくってあげましょう。
★犬の興奮レベル3「人に頻繁にじゃれつき、イタズラもする」
人に頻繁にじゃれつき、おもちゃを持ってきたりイタズラをしたりする場合は、危険や迷惑が伴うので、根気よく対処していく必要があります。
リードとクレートを活用し、落ち着かせよう!
この場合、まずは犬を落ち着かせるために、室内にいるときもリードをつけるようにしましょう。そして、飛びつくなど犬が興奮しそうになったら、リードを持ってその行動を止めてください。
また、クレートトレーニングをし、1日クレートの中で休ませるのもポイント。レベル1と2の対処法も実践して、犬の興奮につきあわないことはもちろん、犬を興奮させない環境づくりも必要です。
犬の興奮は、思わぬ事故やトラブルにつながるおそれがあります。どうしても改善されない場合は、専門家に相談してみましょう!
参考/「いぬのきもち」2018年5月号『愛犬の5大困りごとレベルはどのくらい? 吠え・興奮などの困りごとをレベル別にアドバイス!!』(監修:日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/ハセベサチコ
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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