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今回は、『犬がおしりをフリフリする心理 かわいいけど…注意したい症状も』についてです。
≪以下転載≫
犬がおしりをフリフリする心理 かわいいけど…注意したい症状も
2020/8/24(月) 21:05配信 いぬのきもちWeb編集室
犬がおしりをフリフリ動かすようなしぐさは、一見とてもかわいいですよね♪ そのしぐさを見て「嬉しい気持ちなのかな?」と想像することもあるでしょう。
ただ、おしりをフリフリして歩いたりするのは、異変の可能性もあるみたい。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生に話を聞いてみることに!
★犬がおしりをフリフリしているときの気持ち
――犬がおしりをフリフリしているとき、やっぱり嬉しい気持ちなのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬がおしりをフリフリするのは嬉しいときが多いでしょう。しっぽも高く上にあげて、おしりと一緒にしっぽを振ります。
ただし、しっぽを振っているからといって、すべての犬が嬉しくて喜んでいるわけではありません」
――喜んでいない場合は、どんな心理なのでしょうか?
獣医師:
「たとえしっぽをあげて振っていても、相手を警戒していることがあるのです。警戒の場合は、犬の目つきや耳などの状態を見ると判断できます。
犬が警戒しているときは、相手をじっと見つめ続け、耳をピンと立てていることが多いです」
★犬のおしりフリフリ かわいいけど注意が必要なことも…!?
――犬がおしりをフリフリしているのはかわいいですが、「これは注意したほうがいい」というケースはありますか? たとえば、病気のサインだったり……
獣医師:
「もしも、おしりを振って歩く場合に注意が必要なのは、おしり周りを気にしているとき(たとえば、痒みや肛門嚢の問題など)や股関節形成不全などです。
股関節形成不全では、左右におしりを振って歩く『モンローウォーク』が有名な症状として知られています」
――おしりを痒がる場合の症状についてはどうでしょうか?
獣医師:
「おしり周りを気にしておしりを振っている場合は、肛門周りに異常がないかどうかや、便に異常がないかどうかを確認してください。もし異常がある場合は、動物病院で診察を受けましょう」
おしりを振って歩く以外にも、注意したい症状とは
獣医師:
「また、おしりを振って歩く場合は、ほかにも足を引きずる、座り方がおかしい、階段を上るのを嫌がるなど、ほかの症状がないかどうかもチェックが必要です。そして、早めに検査を受けましょう」
愛犬がおしりを振っているとき、「なんかいつもと違うな」と気になることがあれば獣医師さんに相談してみてくださいね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/Honoka
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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