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今回は、『猫の平均寿命と飼育環境の関係』についてです。

 

 

≪以下転載≫

 

猫の平均寿命と飼育環境の関係
2020/3/19(木) 19:05配信 ねこのきもちWeb編集室


猫を飼っている人なら誰でも、愛猫にはできるだけ長生きして欲しいと思いますよね。猫の平均寿命は一体どれくらいなのでしょうか?  今回は、アニコム損保の『家庭どうぶつ白書2017』と、獣医師の先生の話を元に解説します。

 


★『家庭どうぶつ白書2017』では、猫の平均寿命は14.2才

 

ねこのきもち投稿写真ギャラリー

 

『家庭どうぶつ白書2017』では、猫の平均寿命は、2015年度のデータで14.2才という結果でした。

 

聖母坂どうぶつ病院獣医師の鵜飼先生によると、動物病院で診察していてもご長寿の猫は増えていると感じていて、診察した猫たちのなかで最高齢は、なんと24才だったとのことです。

 

©ねこのきもち

 

上のグラフは猫の平均寿命の推移です。年度によってばらつきはあるものの、ここ数年で平均寿命が延びているのがわかります。猫の寿命がなぜ延びているのか、次章で解説したいと思います。

 


★猫の平均寿命が延びた理由は?

 

ねこのきもち投稿写真ギャラリー

 

 

■完全屋内飼育により、猫の命が守られている

 

猫の寿命が延びた要因のひとつとして、屋内飼育を徹底している飼い主さんが増えたことだと考えられます。完全に屋内で飼育していることによって、猫が事故や感染症で亡くなるリスクが減っています。

 

©ねこのきもち

 

上のグラフは、アニコム損保のアンケート調査で猫のおもな飼育環境を調べたものです。9割近くの飼い主さんが、完全屋内で猫を飼っていると回答されました。

 

ひと昔前は猫が屋内と屋外を自由に行き来する飼い方が一般的だったことを考えると、飼育環境がかなり変化してきているといえるでしょう。

 


■獣医療の技術の向上なども

 

また、獣医療の技術が進歩したことや、キャットフードの質がよくなったことなども影響しているでしょう。それに加え、昔に比べて猫の健康や環境に対する飼い主さんの意識が高くなったこともあげられます。

 


★猫の死亡割合の年齢推移と、年齢別の死亡要因について

 

©ねこのきもち

 

上のデータは、猫の死亡割合の年齢推移のグラフです。1~5才の猫の死亡割合がとても低いことがわかります。

 

死亡の原因は年齢によって大きく異なります。今の猫はおもにどのような理由で命を落とすのでしょうか?  年齢ごとに注意したいポイントを解説します。

 

©ねこのきもち

 


0才:感染症が重症化しやすい

 

最も多いのは(A)の感染症です。猫カゼやウイルス性腸炎が重症化して命を落とすことが多いといえます。また、(B)の寄生虫症も1.4%ながら死亡する恐れがあります。いつもと違う様子がみられたら、すぐに受診しましょう。

 

 

5才:尿道閉塞、心臓病、リンパ腫など

 

死亡数は少ない年齢です。尿道閉塞などの泌尿器系の病気(C)や、心臓病などの循環器系(D)、悪性リンパ腫などの腫瘍(E)などがおもな死亡原因です。

 

 

10才:腫瘍の発生が増加傾向に。肝臓や膵臓の病気も

 

(F)の腫瘍では、悪性腫瘍だけでなくあらゆる腫瘍の発生が増加し、(G)の肝臓・胆のう・膵臓の病気も加わります。泌尿器系の病気の内訳は、慢性腎不全のが多くなります。

 

 

12才以上:慢性腎不全が増加し、内分泌の病気も

 

泌尿器系の病気(H)では、圧倒的に慢性腎不全の割合が多くなります。また、内分泌の病気(I)である糖尿病や甲状腺機能亢進症(死亡の原因には間接的に影響)が増加します。

 

 

猫がかかりやすい病気は年齢別に違い、また、同じ病気でも年齢によって重症度が変わることもあります。年齢ごとに注意したいポイントを踏まえ、健康管理の参考にしてくださいね!

 


参考/「ねこのきもち」2018年4月号『愛猫を守るためにできることが見えてくる!データで見る イマドキ猫の健康事情 特別編』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
イラスト/西イズミ
文/AzusaS


ねこのきもちWeb編集室

~転載ココマデ~

 

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