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今回は、しつけのプロがズバリお答え! 愛犬の散歩の困りごと・・・についてです。
≪以下転載≫
しつけのプロがズバリお答え! 愛犬の散歩の困りごと
2019/8/19(月) 21:35配信 いぬのきもちWeb編集室
犬にとっての散歩のメリットは、単に運動することによる健康維持だけではありません。外の空気に触れ、風やにおいを感じることは、犬にとって大切な刺激であり楽しみでもあります。散歩の困りごとを解決し、犬も人も快適に散歩ができるようにしていきましょう!
★困りごと①吠えグセ
Q. 散歩中、ほかの犬に吠えることがあります。相手の犬や飼い主さんに申し訳ないです。どのように対処すればいいですか?
A. ほかの犬に吠えたときは、おやつなどで誘導し、相手の犬からすみやかに離れます。ふだんから、ほかの犬と対面しないように散歩の時間を変える、公園などの見通しのきく道をなるべく選んで散歩し、愛犬より先に飼い主さんがほかの犬の存在に気づいてコースを変更するなどの工夫を。まずは「ほかの犬に吠える」ということを愛犬に繰り返させないことが大切です。
Q. 2頭いっしょに散歩中、1頭が吠えるとつられてもう1頭も吠えることがあって困っています…。
A. まずは1頭ずつ散歩して、「ほかの犬に吠える」という行動を繰り返させないようにし、うまくできたら2頭一緒の散歩へ。ペースや散歩量は犬によってさまざまなので、遅いペースの犬に合わせる、散歩量が多い犬は単独で別途行く、などの工夫も必要です。
★困りごと②引っ張りグセ
Q. リードを引っ張ってしまいます。横につかせて歩かせるにはどうしたらいいでしょうか?
A. 犬がリードを引っ張ったらその場で止まります。次に、おやつを握った手で誘導し、数歩下がります。犬がおやつのニオイにつられて下がったら、手を肩のあたりへ持っていき、アイコンタクトを取りながら再び歩き出しましょう。飼い主さんを見ながら横について歩けたら、ご褒美におやつを与えます。この動作を繰り返すことで、愛犬は飼い主さんの行動を意識しながら横について歩くことを覚えます。
★困りごと③拾い食い
Q. 道に落ちているものを拾い食いしようとします。落ちているものを口にさせないようにする方法を知りたいです。
A. リードを引っ張る犬の対処法と同様に、拾い食いしようとしたら、その場で止まってから下がりましょう。愛犬が拾い食いしそうなものが落ちていたら、リードをやや短めに持って回避するようにしましょう。
★困りごと④ニオイかぎ
Q. 散歩中、ずっと道端でニオイをかいでいます。こんな散歩の仕方で大丈夫でしょうか?
A. 犬にとって、ニオイかぎは散歩の楽しみのひとつではありますが、拾い食いのリスクもあるので一定の場所だけでさせましょう。ニオイかぎをさせたくない場所では、おやつなどで誘導し回避して。愛犬が、「飼い主さんを見ながら歩く方が楽しい」と思えればニオイかぎも減るでしょう。
散歩は本来楽しいもの。困りごとを上手に解決し、今以上に楽しい散歩で愛犬との絆をさらに深めていきたいですね♡
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『雨の日も行ったほうがいいの? イヤイヤして歩かないときは? etc.……散歩のお悩み、なんでも答えます♪』(監修:家庭犬しつけインストラクター 「SKYWAN! DOG SCHOOL」代表 井原亮先生)
文/Richa
いぬのきもちWeb編集室
~転載ココマデ~
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