散文詩『タブラ・ラサ』その笑顔から遠い場所が恐らく何より穏やかであろう「許されない」と逃げることでしか愛し方がわからないのかも知れない……愛し方なら知っている何よりも誰よりも愛している逃げているだけさ濁った瞳で君を見つめることを汚れた掌が君に触れようとすることを腐った息が君の空気に混ざることを私という存在が君の傍にあることを私には許容できないShion