そんな眼であたしを見ないでよ
あなたの為にしたんじゃない
そんな声で呼ばないでよ
あたしの為にしたんじゃない
染まった手を
夕日にかざして
微笑んでたら
狂気の音が聞こえてきた
あなたは
嘘だとか
夢だとか
言ってるだけで
口から泡吹いてる
嗤っちゃうわ
亡骸を抱きしめrて
狂気の音を響かせる
あなたを
手に入れたと思っていたのに
思っていたのに
染まった手を差し出すわ
いっしょに踊りましょう
重くなったソレに
すがりついて泣く
うるさいわ
あなたごと
連れて行ってあげるわ
あなたは
獣だとか
人でなしとか
言ってるだけで
嗤っちゃうわ
染まった手で
もうひとつき
絡んでく黒い糸
あなったを手に入れたと思っていたのに
染まった手を振りながら
ひとりでワルツ
踊るから
あたしを見る眼は
とじられたまま
罵る口は
とじられたまま
あなたのためにしたんじゃない
あたしのためにしたんじゃない