Crier cries... -5ページ目

Crier cries...

誰にもいえない、心の叫び。

あのひととさよならしてから、3ヶ月以上が過ぎました。


あれから、連絡は殆ど取っていません。


友人にも「あのひととは別れた」と言えるようになりました。


時々ふっと、寂しさが心を過ぎるけれど、


それは子供だった自分への報いだと受け止めています。


でも。


道行く恋人達を見ていると、あたしの選択は本当に正しかったのか、


分からなくなるのです。


苦しくても、辛くても、たとえその関係が互いを貶めるだけでも、


あの手を離してはいけなかったのではないかと、


繋がる先のない指が震えるのです。


神様、おねがい。


どうか私をひとりぽっちにしないで。



「きっとまた好きになる。できることならまた付き合いたい」


そう思うあたしに、


「それは愛情ではなく執着だ」


と、囁く声がする。




「これから先、何があったとしても、もう二度と付き合わない」


そう思うあたしに、


「それは意地になっているだけだ」


と、囁く声がする。




流されたくない。


今度こそ、自分の意志で決めたい。


「以下、繰り返し」はもうたくさんだから。

別れがやってきた。


劇的な何かがあったわけではなく、


復縁を見越して時間を置くわけでもなく、


そういう意味では今までにない「さよなら」かもしれない。


寂しい?


そんなことない。


そんなことない自分が、寂しい。

役に立ちたい。


役に立てない。


迷惑ばかり掛けて。


ここからいなくなりたい。


そうすることで、きっとまた迷惑を掛ける。


役に立てない。


あたし。

誰とでも親しくなれて、


交友関係も広く、


常に人に囲まれた人生を送る。


それはそれで素敵だと思うけど、


あたしはそうならなくていい。


だれかひとりのたったひとりになれるのなら、


百人の他人に囲まれるより


きっとずっとしあわせ。