幸せなオンナノコの話を聞いて、
「自分は不幸だ」と嘆くことのなかったあたしは、
きっとそれほど不幸じゃない。
結局のところ、あたしが何を優先させるかということなんだ。
ただ誰かに愛してほしいのか。
あのひとの心の全てを手に入れたいのか。
自分の時間がほしいのか。
今は仕事に没頭したいのか。
それを決めれば、このもやもやとした曖昧な気持ちにも自ずと答えが出るはずなんだ。
大丈夫、あたしは不幸じゃない。
悲劇のヒロインなんか気取ることなく、あたし自身の答えを探せるはず。
たとえそれに、取り返しのつかないくらい時間がかかってしまったとしても、
あたしはあたしの答えを見つけよう。
今までたくさんのものから逃げ回ってきたあたしがそこへ辿りつく、
そのことに意味があると思うから。