手術前夜 | 精巣腫瘍治療記+α

精巣腫瘍治療記+α

2009年末、21歳で精巣腫瘍に罹患。一度は転移なしとなったものの翌年再発し5月から化学療法。患者であると同時に薬学生でもあるので、患者側と医療側双方の視点でこの病気と向き合っていければと思います。また自分の病気とは関係ない勉強、研究、趣味の話もちらほら。

今日は麻酔科の医師から麻酔の説明がありました。
今回行うのは硬膜外麻酔+全身麻酔。
硬膜外麻酔は昨年行ったのと同じやつで、背骨の脊髄の硬膜の外側に麻酔を入れます。
前回はこの硬膜外麻酔で針を入れるのがとても嫌だったので、今回は上手くやって頂きたいものです…。
硬膜外麻酔の管を入れ終わったら、全身麻酔がかかります。
その麻酔で眠った後、呼吸を助けるための気管内挿管をします。
術後は、手術室で覚醒し、十分な自発呼吸などを確認した後、気管の管を抜いて病室に戻ります。

明日の手術はその日2番目、時間にして2時とか、お昼過ぎの辺りになるそうです。
そこから4~5時間かけて手術。
時間がどれくらいかかるかは、癒着の具合とかによるらしいです。
前回(場所は違うけど)手術しているし、それに加え、抗がん剤の影響でも癒着って起こるらしい。
早く終わってくれるに越したことはないけど、それ以上に取るべきものは全部取りきってほしい。
中には、癒着がひど過ぎて取りたいものを取れなかった、というケースもあるみたいなので。

そうそう、そういえば、昨日の説明では今日の夕食まで食べられるはずだったんですけど、
今日になって昼食から食止めと言われてしまいました><
なので、今は飲み物でお腹を満たしています。。

今日の昼過ぎから腸内洗浄剤「ニフレック」を飲みました。下剤みたいなものですね。
2Lを2時間で飲んで下さいと言われたのだけど、不味くて不味くて吐きそうで、2時間なんてとても無理!
4時間以上かかってやっと飲み終えました。
今もトイレに時折駆け込む感じです。
もはや便という感じではなくて、完全に液体が出てきます。
明日の朝は浣腸もあるはずなのですが、これもニガテなんだよな…