5回目の入院 | 精巣腫瘍治療記+α

精巣腫瘍治療記+α

2009年末、21歳で精巣腫瘍に罹患。一度は転移なしとなったものの翌年再発し5月から化学療法。患者であると同時に薬学生でもあるので、患者側と医療側双方の視点でこの病気と向き合っていければと思います。また自分の病気とは関係ない勉強、研究、趣味の話もちらほら。

そして、生涯最後の入院になってほしいなあ。
今日、手術のために入院いたしました。
手術は明後日。

今回は全身麻酔ということで、昨年12月にした手術とは幾分勝手が違うようです。
まず、全身麻酔では、術後に痰が出たり吐き気を感じることがあるようです。
手術直後で麻酔が残ってたりすると、それへの対応も難しくなるみたい。
起き上がれないし、寝返りすらまともに打てないので。

手術が終わって病室に戻ってくる時、身体に管やら何やら色々繋がれている状態になります。
尿道カテーテル(トイレに行けないので、尿道に管を通して排尿する)、点滴、
痛み止めの背中の管、フットポンプ(脚の血流を促進し血栓形成を抑制)などは前回通りですが、
今回は酸素マスクと心電図も付いてくることになります。
やはり呼吸や心臓の方まで麻酔が行くから、ということなんでしょうね。

局所麻酔では術後翌日まで足の方に麻酔によるしびれが残っていたんですが、
全身麻酔では身体から抜けるのも早いので、術後すぐに手足を動かせるらしいです。
まあその分意識はあまりはっきりしないので、朦朧というか、うとうとした感じにはなるらしいけど。

術後の離床は翌日。看護師さんだけでなく医師も立ち会っての歩行となるようです。
飲水も翌日から。食事は翌々日からだそうです。
消化器を手術するわけではないけど、腸をかき分けて手術する感じになるので、
やはり術後しばらくは腸の働きがよくなくて、食事の開始は様子を見ながらになるそう。

不安が無いわけではないけど、1ヶ月くらい前から怖いよーとか嫌だよーとか散々言ってきたので、
今はもう、さっさとやって終わらせてしまおうぜ、という感じが強いですねー。
心はもう退院後のことに向かっています。模試とかね(笑)