リンパ節廓清と射精障害について思うこと・2 | 精巣腫瘍治療記+α

精巣腫瘍治療記+α

2009年末、21歳で精巣腫瘍に罹患。一度は転移なしとなったものの翌年再発し5月から化学療法。患者であると同時に薬学生でもあるので、患者側と医療側双方の視点でこの病気と向き合っていければと思います。また自分の病気とは関係ない勉強、研究、趣味の話もちらほら。

昨日のエントリについて、多くの方にご覧頂き、コメントやメッセージもたくさん頂きました。
ありがとうございました。
なんだか今読み返すと、夜中に書いた手紙を翌朝読んでいるような恥ずかしさがありますね^^;

コメントはもう、嬉しさで泣きそうなくらいです。
いま、それに対しての返信をゆっくり書きながら、並行してこのエントリを書いています。


1つだけ、前回のエントリに対する反応を見ていて、
誤解を与えてしまったかも知れないと思うところがあるので、追記させてください。
射精障害は、精機能障害であり男性型不妊の一形態ですが、
勃起障害あるいは造精機能障害とはまた異なるものです。
「射精障害だとセックスができなくなるか」という点については、
何をもってセックスとするのか、によってくるのだと思います。
射精ができないのだから、子供をつくること、自然妊娠を目的としたものを
セックスというのであれば、それはできないということになる。
だけど、それを目的としない、つまりコミュニケーションの一環としてのセックスであれば、
特に問題なくできる、ということのようです。
国立がん研究センターのページによれば、射精障害は、
「射精した時の感じに変化はありませんが、精液が外に出てこない現象」
とのことです。


何度でも言うけれど、廓清をすべきだっていうのは頭では分かっているし、
そしておそらく選択の余地はないんだろうなっていう気もしています。
それでも昨日のようなエントリを書いたのは。
廓清イコール射精障害ではもちろんないけれど、そういうリスクが少なからずある以上、
その障害を負うという前提で、背負っていくという覚悟の下で手術にのぞみたい。
その覚悟を決めたかった、ということなのかなと思います。

射精障害というものについて皆がどう思うか、というのは、
結局人それぞれなのだな、という、至極当たり前の結論に達しました。
気にする人もいるだろうけど、気にしない人もいるし、
だったら、それ以外の所で人間的な魅力を磨け、と。
…まあそれが難しいわけなのだけど。


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そういえば、amebaではアクセス解析の中でアクセスした人の端末が分かる
(WindowsとかMacとか)ようになっているのだけど、
昨日のアクセスはiPadからってのが結構あった!
いいなーiPad。。。
まあそんなお金ないし、まずは研究室用のパソコン買わなきゃいけないんだけども。