こんばんはテクニシャンの青柳です。
本日はボルボ一押しのプラグインハイブリット車の整備風景(研修)をお伝えさせて
いただこうかと思います。
世界的に見ればプラグインハイブリット車自体は最新技術ではございませんが
搭載されるバッテリーの進化で年々スペックアップしている技術でございます。
その電圧は各メーカーで違いこそあれ200vから600vと車で使用する電力としては
かなりの高電圧となります。
なので作業風景も通常の自動車整備とは異なってきます。
先ず作業者以外は車両の周囲に侵入出来ないように絶縁チェーンで隔離いたします。
加えて作業者は絶縁グローブとシールドを装備します。
こうやって見るとハイブリット車は危ないの?
と思われる方が居るかもしれませんのでご説明いたしますと、今回の研修では
取り付けられている高電圧システムの電力遮断装置にあたるパーツを取り外すので
このようなスタイルとなっています。
こういった装置が幾重にも装備されていますので使用者様が高電圧で感電することは
まずないと思います。
また日々のお手入れでも高電圧システムをお客様自身が触る事はないので安全です。
先ほどは「通常の自動車整備とは異なってきます」と記載いたしましたが
おそらくこの風景が今後のボルボのスタンダードな整備風景となるでしょう。
お客様方には工場内にこのような車両やスタッフが居た時には十二分に距離をとって
頂きたいと思います。
~最後に~
今回のブログ用にいくつかの画像を用意いたしましたが安全上の理由から掲載を
見合わせましたのでお見せできる写真が少なくなってしまいました。
それらも全て安全の為とご理解いただければと思います。
この頃は日中でもかなり寒いと感じる時がありますので皆様体調の管理には
十二分にご留意くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。