「四つ打ち」と「ダンスビート」のように、混同して使われるけど、実際には別のビートなのが「4ビート」と「シャッフルビート」です。
「4ビート」は、8ビートと同じ要領で、ハイハットを4分音符で一小節の間に四回叩くビートパターンの事です。
「シャッフルビート」は、ハイハットだけでなく、バスドラムやスネア、タムタムなど、ドラムの各打楽器のリズムを「シャッフル」で叩くビートパターンです。
シャッフルってどんなリズム?
「シャッフル」というリズムは、三連符の真ん中の音符を省いた状態のリズムの事です。
三連符のリズムは「チチチ・チチチ」というように、拍を三等分した3っつの音符でひとまとまりのリズムとなっていて、シャッフルのリズムでは、この三つの音符の真ん中を省くので「チッチ・チッチ」というリズムになります。
ですので、シャッフルビートでは、ハイハットを「チッチ・チッチ・チッチ・チッチ」というように叩きます。
シャッフルビートは、Jazzとブルースで使われるビートパターンで、正直、DTMで使う事はあまりないのではないかと思います。
ただ、4ビートの方は、ハイハットを四分音符で叩き、バスドラムを16分音符で細かいリズムにすれば、ファンク系のビートになりますし、J-POPなどでも、そうした4ビートを多く使うので、4ビートは使ってみても良いのではないかと思います。