「偽りの天才」
アミバ
前作にも登場した、サミー北斗史上最弱の男。
北斗の次兄 トキ を騙って登場し、瞬時ではあったもののケンシロウを苦しめ（※）、そして散っていた。
（※）ファンの間では、アミバは、もともとリアルなトキとして登場したはずが、途中で武論尊先生の構想が変わったために自称天才に降格になったのではないかと言われています。そのためでしょうか、登場時はかなりの強キャラとして描かれていますが、散っていく時はマンガ史に残る咬ませ犬となりました。
「奇跡の村」、そこは歩けなくなった者、病におかされた者が捨てられ、たただ死を待つだけの村でした。
神々しい背中
まさしくネ申
だが突然男は変わります。
やさしい微笑をたたえた救世主は、一夜にして氷の笑いをはりつけた冷酷な殺人鬼へと変わってしまいました。村人たちをデク（木人形）と呼び、実験を楽しむかのように村人を殺していったのです。
その噂を聞きつけたケンシロウは自分の耳を信じることができませんでした。なぜなら彼の記憶の中のトキは、尊敬に値する素晴らしい男だったからです。
この世には病に悩む人間がなん千なん万といる
おれは拳法家としてより北斗神拳を医学のひとつとして活かしたいのだ
おまえだけはわかってくれると思う
そんな夢を語ったトキが殺人鬼に変身するなどあり得ない！
一方、ケンシロウが自分を探していることを知り
聞き飽きたセリフを吐く殺人鬼。
ご存知とは思いますが、デクとはアミバによる北斗神拳の実験台のこと。実験に耐えうるデクを探すため、彼の下には 「デク狩り隊」 なるものまで存在します。
その 「デク狩り隊」 が探してきた実験体がコレ
この後ろ姿は…
ウホッ！ いい筋肉… スーパーリーチ確定ですね。
彼はデク狩りにより困窮している村を救うべく、トキ（偽物）を倒すためにワザと捕まったのでしたが…
聞き飽きたセリフを吐かせるだけに留まりました（´Д｀）
「デク狩り隊」 と言えばこの二人
ステップアップと秘孔キャラですね。
どうでもいいですが名前は小が 「ハブ」、大が 「ギュウキ」
本当にどうでもいいです。
二人がケンシロウにあっさりやられている間、アミバの元を一組の家族が訪れます。
もう聞き飽きたセリフしかないんじゃないでしょうか？
半年前に病に犯され 毎夜熱にうなされ どんどん衰弱していくばかり
そんな子供を治療するトキ（偽物）
しかしこれは治療ではありませんでした…
殺気を感じたアミバはついたてに向かって剣を投げます。
するとそこにはケンシロウが立っていました。
これはホントにひでぇ。 ケンシロウは間違いなくドSです。
トキ（偽物）に対面しケンシロウがひとこと。
そりゃそうだろう！
始まる二人の闘い。
百裂拳をすべてさばくアミバ。
そして…
マジ強ぇぇ～(ﾟДﾟ)
思ったより長くなったので デクとアミバと奇跡の村(2/2) に続きます。
バトル中に見える尻尾でお別れ。
なんなんですかね？これｗ